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平成25年参議院通常選挙自民・公明大勝利雑感

平成25年 7月22日:初稿
○平成25年7月21日は、大河ドラマ「八重の桜」終了後、午後8時頃から午後12時近くまで、主にNHK放送の選挙速報を見続けました。民主党大惨敗は、予想通りですが、次々の続く現職議員の落選の弁を聞いて気の毒な感もしました。落選の理由は、各民主党議員個人の責任と言うより、折角与えられた3年半の民主党歴代総理大臣の責任が大きいからです。

○定員2名の宮城選挙区で4選を果たせなかった現職岡崎トミ子氏の次の河北新報報道は、民主党に対する国民一般の感想を如実に示しています。
戦いの最前線では想像以上の逆風が吹き荒れていた。「お前ら何やってきたんだ。決められない政治にしやがって」。岡崎さんは訪問先で、度々罵倒された。
 「民主党退場!」。仙台市中心部で6日にマイクを握った細野豪志幹事長に対しては、やじが飛び交った。13日に名取市の仮設商店街前に立った海江田万里代表の演説に聞き入った買い物客はたった20人。苦戦は明らかだった。

党への逆風は容赦なかった。拠点の仙台市では郊外の住宅地を丹念に回って生活者の視点を訴えたが、家を出て手を振り返す有権者はほとんどいなかった。
 終盤は2議席目をめぐり、新人とデッドヒート。個人演説会では「都市部を中心に、反応は本当に厳しい」と情に訴え、街頭演説では通り過ぎる車に手を合わせた。
 最終日は「勝たせてください」と何度も絶叫。周囲も驚く訴えだったが、頼りの無党派票は新人にごっそり奪われた。皮肉にも、民主党が得意なはずだった無党派戦略に追い詰められた。
○民主党がここまで信頼を失ったのは、3年半の鳩山・菅・野田各氏3代の首相に殆どの責任があり、その尻ぬぐいをしている海江田現執行部のせいではありません。鳩山氏の最大の失敗は普天間問題等にみられる詰めの甘さと脳天気ぶり、菅氏は東日本大震災対処と小沢氏を踏み台する等にみられる安直・姑息且つ独り善がり極まる姿勢、3人の中では最もまともだと思われた野田氏についても消費税増税にこだわる余りの党分裂の招来です。

○兎に角、政権時代の民主党は内部抗争に明け暮れ、一つの政党の体をなしていないと評価せざるを得ず、見ている国民の側からは嫌悪感を感じるのみでした。内部抗争の大きな原因を作ったのが壊し屋と言われた小沢一郎氏ですが、その責任も大きいと思われます。昨年の衆議院議員選挙での未来の党から生活の党と新党を作りましたが、今回の生活の党惨敗状況を見ると、既に過去の人になったと思われます。私個人としては、どこまで本当か判りませんが、奥様との確執と奥様の支持者への手紙、更に東日本大震災後、迅速に地元に入らなかったことにホントにガッカリでした。警備上の理由で地元入りが遅れたとの弁解もありますが、あの惨状で動かなかったことは地元民は勿論一般人も、決定的に気持が離れて当然です。

○我が郷里気仙沼から出ている小野寺五典現防衛大臣は、震災後、いち早く、被災地郷里気仙沼、南三陸町等被災現場に入って、その惨状を目の当たりにして、その情報を日本だけでなく世界に発信し続け、当時の菅内閣の対策手遅れを厳しく批判し、私としては獅子奮迅の働きをしたと評価しています。岩手県沿岸部も悲惨な状況になっており、岩手県選出の小沢氏は一体何をしたのか、どこまで本当か判りませんが、報道によると被災地に入ったのもしばらく経てからであり、何をしたのかとことも聞こえてきません。東日本大震災に対する対処についての小沢氏の言動は、本当に残念なものでした。

○今回の自民党の大勝利も、あくまで民主党に対する失望感の反動であり、自民党が積極的に支持されたとは思っておりません。ただ衆参ねじれによる政治の混乱を国民が飽き飽きしていたことは間違いありません。現政権について厳しいチェックが働く二大政党制が理想で、野党側政治勢力結集を期待しているところですが、現実には、言うや易き行うは難しのようです。
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