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司法制度改革は少なくとも弁護士制度に関しては大成功?2

平成23年 3月 3日:初稿
○「司法制度改革は少なくとも弁護士制度に関しては大成功?」とお読み頂いた受験浪人生の方から、次のようなご感想を頂きました。
受験浪人生です。先生のブログは、ただ合格者抑制を叫ぶ他の弁護士の先生たちと異なり、受験生に対する配慮が感じられよんでいて元気が出てきます。
末永く元気に弁護士業務を続けてください。
私も早く司法試験を突破して先生のような弁護士になりたいと考えています。
私のHPは、あくまで「桐と自己満足」を求めるもので、他人が読んでどう思おうとそんなことはどうでも良く、あくまで自分が満足すればそれでよいと繰り返し記載していますが、そうは言っても、このような感想メールを頂くとホントに嬉しいものです。何だかんだ言っても所詮人間は「他人からの評価」を求めて生きているということを実感します(^^)。

○「末永く元気に」なんて言われると、オレも歳を取ったものだとは思いますが、歳は取ってもガンバらニャーと元気も出て来ます(^^)。ご感想有り難うございました。早く合格してご活躍されることをお祈り申し上げます。「司法制度改革は少なくとも弁護士制度に関しては大成功?」で特に私が言いたかったところを、青太文字にして下線を引きましたので,ご覧下さい(^^)。

○私は、司法改革での弁護士増員は、弁護士の地位を低下せしめる意味で大成功?であったと評価していますが、弁護士のくせに弁護士の地位を低下させられて嬉しいのかと問われたら、全然嬉しくないに決まっています(^^;)。やはり①法律事務独占、②少人数での寡占、③宣伝広告禁止と統一料金による競争排除という3大特権に守られて楽に稼げる状態の方が良いに決まっています。

○しかし、残念ながら、弁護士だからと言ってそれが何時までも続くことは,到底、許されないと強く自覚しているだけです。例えば、弁護士が食えるか、食えないかを基準として合格者数を決めるなんて発想は、到底許されないと確信しています。要は法律専門家としての弁護士資格を与えられる程の専門知識を有しているかどうか,要するに資格取得合格基準に達しているかどうかが問題であり、その基準に達していれば、1000人であろうと1万人であろうと合格させるべきと考えています。

○問題はその基準をどこに置くかですが、これまでの500人時代の基準は、余りに厳しすぎました。余りに厳しすぎて運・不運にも左右され、弁護士になればホントに国民とって役立つと思われる方でも、その厳しさ故にまた不運が重なり合格出来ず、弁護士の道を諦めた方が山のように居ます。法曹実務家としての細かい高度な知識は実務家になって勉強すれば足り、また、実務に就かなければ役立つ高度な知識を得ることは出来ません。資格取得段階では,基本レベルで十分と思います。

○法科大学院最終構想では3000人合格でしたが、いまだ2000人に止まっています。法科大学院に入学された方は3000人合格を前提に入学しています。それが弁護士が食えなくなってきたからと2000人に止め、更に1000人に減らせなんて言われたら、法科大学院入学者は詐欺に遭ったようなものです。私は司法改革で,法科大学院設置だけは猛反対で今でも何とかすべきと思っていますが、3000人合格を信じて既に入学された方には責任はありません。現在の法科大学院関係者は、現状を良く見据えて制度の是正を含めた責任を全うすべく努めるべきと思っております。
以上:1,409文字

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