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関節の機能障害-関節可動域制限の評価方法1

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平成21年 5月 8日:初稿
○平成21年5月現在、膝関節可動域制限の評価を巡る自賠責後遺障害等級認定について争いとなっている事案を抱え、この問題についての情報を集めており,以下備忘録です。
 関節可動域制限の評価は、日本整形外科学会および日本リハビリテーション医学会が策定した「関節可動域表示ならびに測定法」に準拠して定められた「関節の機能障害の評価方法及び関節可動域の測定要領」に従って測定し、評価され、この測定要領は、平成16年6月の労災補償保険障害認定基準改正に伴い改正されています。

(改正前)
 各関節可動域について測定する角度は,原則として各関節の日常の動作に一番重要な「主要運動」を基本軸と移動軸のなす角度で計り、主要運動以外の関節運動については参考とされていた。
 ex.肩関節の主要運動は、屈曲・伸展及び外転

(改正後)
 各関節の運動は単一の場合と複数ある場合があり、複数ある場合には各運動毎重要性に差異が認められることから、それらの運動を主要運動、参考運動及びその他の運動に区別して障害の評価を行うこととし、関節の機能障害は原則として主要運動の可動域の制限の程度によって評価する。
 ex.肩関節の主要運動は、屈曲及び外転

関節可動域の比較方法
原則として障害を残す関節の可動域角度と健側可動域角度を比較
但し、せき柱や健側関節に障害がある場合、測定要領に定める参考可動域角度と比較

関節運動の障害評価の区別
各関節の運動は単一の場合と複数ある場合があり、複数ある場合には各運動毎重要性に差異が認められることから、それらの運動を主要運動、参考運動及びその他の運動に区別して障害の評価を行う
各関節の主要運動と参考運動の区別
部位       主要運動         参考運動
せき柱(頸部)   屈曲・伸展、回旋      側屈
せき柱(胸腰部)  屈曲・伸展         回旋、側屈
肩関節      屈曲、外転・内転      伸展、外旋・内旋
ひじ関節     屈曲・伸展
手関節      屈曲・伸展         橈屈、尺屈
前腕       回内・回外
股関節      屈曲・伸展、外転・内転   外旋・内旋
ひざ関節     屈曲・伸展
足関節      屈曲・伸展
母指       屈曲・伸展、橈側外転、
         掌側外転
手指及び足指   屈曲・伸展


主要運動とは、各関節における日常動作にとって最も重要なもので、関節機能障害は原則として主要運動可動域制限の程度で評価する。多くの関節は、主要運動は一つだが、せき柱、肩関節、股関節は二つある。
以上:1,060文字

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