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女は「こわい」の自覚

平成 9年 8月 1日:初稿 平成17年 2月 6日:更新
1. 初めに

私は創刊号に、鶴亀通信発行の目的を「当事務所のことをもっと知って頂くと共に、皆様の仕事に少しでも役に立つ情報を提供する」と書きました。
 それは私自身について知って頂きながら、独断と偏見も、弁護士という職業を通じ経験した世の中の様々な出来事に対する私の感想を披露し、皆様に少しでもご参考にして頂ければとの趣旨によるものです。

2. 男女問題を取り上げる理由

  離婚事件の増加私も平成9年7月現在で、弁護士歴17年と4ヵ月になります。弁護士が受ける法律相談の内容は、種々雑多ですが、その中でも常に多い相談の一つが離婚です。日本の離婚件数は、昭和58年をピークに減少していましたが、平成3年から再度増加に転じ、平成8年は20万6966組で前年を7950組上回り、離婚統計を取り始めてから最高の件数となりました。
 私個人の業務としても、離婚等男女間の問題は結構多く、17年の稼業を通じて相当数の男女の破綻ケースを見てきました。
 更に、恥ずかしながら私自身×一の身となり、子供と別れて生活しなければならない辛い厳しい経験をして、大いに勉強させられました。他人の事件を扱っても勉強にはなりますが、何と言っても自分の離婚事件がかけがえのない最高の教材でした。
 そこで、鶴亀通信第2号は男女特集その1として、小生の弁護士稼業に於ける経験・個人的経験に基づく感想を披露致します。

3. 女は「こわい」の自覚

 我々弁護士の間には、「女はこわい」との合い言葉があります。
 「こわい」の漢字は
             「恐い」、 「怖い」、 「強い」
と3つあり、いずれも女性によく当てはまります。私自身も、自己の離婚の経験と業務上の取扱事件でこの言葉をしみじみと実感しております。

 私は、以前担当した妻からの離婚請求事件で、離婚に応じない夫に対し、離婚事件についての個人的感想を手紙で送ったことがあります。その時の感想は今も全く変りません。弁護士は職務上守秘義務があり、そのまま転載出来ませんので、少々アレンジして一般論として以下に掲載します。

「当職は弁護士となってまだ10年目の若輩弁護士ですが、この間直接間接に何十組もの破綻した夫婦を観てきました。その感想を述べさせて下さい。


 第1の感想は、怒った女は本当に『こわい』ということです。女が我慢を重ね(たと本人は思って)、一旦離婚を決意すると実に強く、かつ残酷になります。
男がいくらやり直しを懇請し、あるいは離婚になった場合の窮状を訴えても女はそんな男を一顧だにしません。私は女性の側に立つことが多いのですが、自分の依頼者ながら何と『こわい』女(ひと)だと思い、相手方の男性に同情したくなることがよくありました。
  
 第2は、女に理屈は通じないということです。女は「嫌だ」という感情を一旦もったらどんな正当な理屈を並べたてても「嫌なものは嫌」で理屈による説得は何の効果もありません。子供のため、家族のためなどの理屈での説得は「嫌な」感情を増幅させることはあっても、減少させることはありません。
  
  第3に女は変わり身が速く、男はグズグズしていることが多いことです。女は決断するまで時間がかかりますが、一旦決断するともはや過去をふり返りません。男は決断は速いのですが、決断しても過去にいつまでもこだわります。
第1から第3までは全て関連しており、結論として離婚紛争時の精神面においては女の方が男より「強く逞しい」のです。

 
4. この手紙の真意

 弁解しておきますが、この手紙は、決して女性を蔑視するものではありません。女は「こわい」、だから大事にすべきであると言っているのです。
 確かに世の中には、とんでもない男につかまり、気の毒な立場に置かれた女性も大勢います。しかし、本質的には女は「こわい」のです。その理由は3号以下で詳しく述べますが、男は女には到底かなわないと思い、怒った女には無駄な抵抗はしない方が賢明です。
 私は男女の闘争を見て、「女々しい」という言葉は男を形容する言葉であることを実感しております。考えてみると女を「女々しい」ということはまずなく、昔から人は「女々しい」のは男だと良く知っていたのかも知れません。

以上:1,738文字

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