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人間関係良好維持方策

平成13年 9月 1日:初稿 平成17年 2月 6日:更新

人間関係良好維持方策について考える。



第8号で親子特集に入りましたが、正直言って親子関係実務について経験乏しい私には重荷でした。何事もそうですが、豊富な実務経験がないと、余り役に立つことは書けませんね。
そこで恐縮ながら親子関係特集は早くも一旦休みにさせていただき、再度、男女関係に戻り、男女特集6回目といたします。

今回は、男女関係に限りませんが、人間関係の良好関係を維持するには何が大事かを重点に日頃考えてきたことを披露申し上げます。例によって独断と偏見に充ち満ちておりますので、ご意見・ご批判等頂ければ幸いです。

◆快体験体験の共有が重要
 最近、男女夫婦間に限らず人間関係を良好に維持する鍵は「快体験の共有」にあると考えるようになってきました。
快体験の共有などとカッコつけて書きましたが要するに「気持ちの良い思い」を「共通に持つ」と言う当たり前のことです。
 この当たり前のことが余り意識されなくなると問題が発生します。
 「快体験」とは心地よい体験、「共有」とは、一緒に味わうことです。

 「快体験」とは、性快感から、テニス等のスポーツの快感、面白い映画を見る快感、うまいご馳走を味わう快感など色々あります。兎に角、心地よい体験全てを言います。
 大事なことは、「共有」即ち共に味わうことであり、更に言えば、同じご馳走も夫婦で味わうことにより更に美味いものになるように、共に味わうことで快感程度が上昇することが出来るようになれば最高です。

◆快体験の共有量が重要
 人間関係を良好に保つ一番の秘訣は「快体験の共有」であり、その共有量が多いほど人間関係の絆が深まるような気がします。そう考えると意識して快体験共有量を多くする努力が重要になります。
 但し、快感でも、片方にしか感じないようでは、「共有」にならず、良好関係維持のためには却ってマイナスになり、時に一方にとっては「不快体験の専有」になります。特に一方は「快体験」なのに、片方が「不快体験」の場合、片方の「不快度」は益々高まりますので注意が必要です。

 又、人間、「快体験」の記憶より、「不快体験」の記憶の方が、遙かに深く且つ強く脳裏に刻まれます。いわゆる受けた恨みは深いというやつです。
 ですから人間関係良好を維持するためには、「不快体験」よりずっと多い量の「快体験」を保つことが重要です。
 この様に「快体験の共有」を自覚し、意識することが重要と思っておりますが、意外と言葉では判っていても、自覚と意識が乏しい夫婦が多いと感じて、提唱している次第です。
 この「快体験の共有」は、夫婦男女関係に限らず、人間関係一般に言えますね。

 「快体験の共有」量が多い人間関係は、絆が強く、簡単には崩れないように思います。

◆組織への帰属意識
 例えば一般に職場における労働は、「快体験の共有」とは言えません。労働は、普通は厳しく辛いものでしょう。
 その職場への帰属意識、同僚への仲間意識を高める鍵は、やはり同僚間での「快体験の共有」にあると考えています。
 たとえ給料が安くても、その職場に所属することで「快体験の共有」の場があれば、その職場への帰属意識も高まり、容易に退職の方向には向かないのではないかと考えております。

 そこで私の事務所では、年3回は事務所旅行を実施し、同僚間での「快体験の共有」の場を設けています。幸いどの事務員も比較的長く勤務してくれるのは、この「快体験の共有」の場が少しは役立っているのではと思っています。

 このことは、職場に限らず、同好団体、ボランティア団体等人間組織全般に言えます。その団体に所属し、仲間と行動することに「快体験の共有」の場が多ければ多いほど、組織は堅固で、容易に崩れません。このように考えると組織を堅固にするには先ず組織の仲間と一緒に行動するのが楽しいと感じられるような場、要するに「快体験の共有」の場を、多く持てるように活動を工夫することが大事になります。

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