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映画”運び屋”を観て-感動を期待したのですが

平成31年 3月25日(月):初稿
○平成31年3月24日(日)、「TOHOシネマズ仙台」で、88歳のクリント・イーストウッド氏が監督・主演として話題の映画「運び屋 」を観てきました。3月3日「グリーンブック」鑑賞の時、予告編を観てこれも面白そうだと期待していたからです。

○この映画は、2014年ニューヨークタイムズ・マガジンに掲載され、全米を驚かせた「シナロア・カルテルの90歳の運び屋」との記事を見てクリント・イーストウッド氏が映画化したものとのことです。2011年にメキシコ最大の犯罪組織によるメキシコからデトロイトへの大量のコカインを運んでいた87歳、史上最高となる運び屋の実話を元にしています。

○この映画の主人公は、朝鮮戦争の退役軍人で、退役後農場を経営しデイリリー(1日だけ開花するユリ)を栽培し品評会でも好成績を残し、一時は商売として成功し繁盛しているように見えましたが、インターネット販売に押されて売上が激減し、自宅も農場も差し押さえされ窮乏状態となったときに「町から町へ走るだけでカネになる仕事」としてコカインを長距離運搬する「運び屋」になってしまいます。

○設定では90歳の高齢であり、これだの高齢だと摘発されにくいことが、「運び屋」としてのメリットとのことです。報酬として予想外の報酬を得た主人公は、途中でコカインを運搬していることに気づきますが、高い報酬を得ることから「運び屋」の仕事にはまっていきます。

○この「運び屋」としてはまっていく過程で、家庭を顧みなかったことで離婚した元妻や一人娘との葛藤、唯一「じいちゃん」と慕ってくれる孫娘との交流が描かれ、さらに犯罪組織の運搬監視役の若者等との遣り取り等と並行して麻薬取締捜査官側の捜査の進展も描かれ、徐々にクリント・イーストウッド氏演じる「運び屋」に捜査の手が迫ってきます。

○話しの結末は、ハッピーエンドとはいえませんが、それに近いもので、ストーリーはほぼ予想された範囲で、想定外の大きな起伏はなく淡々と進行する感じで、残念ながら大きな感動は得られませんでした。Yahoo!映画等での感想文を見ると、涙が出るほど感動したとの感想も多く、私の感受性レベルが落ちていたのかも知れません。

○クリント・イーストウッド氏、御年88歳とのことでしたが、歩き方や姿勢など如何にも90歳の老人ぶりをシッカリ演じてました。しかし映画のなかで2回も、若い女性を2人同時に寝室に招き入れ、おそらく戦闘を実践したとの設定がありました。実話に基づいたものかは分かりませんが、その元気ぶりには驚きました。
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