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映画”ブレイブハート”を観て-スコットランド独立の英雄

平成29年 7月23日(日):初稿
○平成29年7月22日(土)の夕食後、ツルカメ第二スタジオに設置したサムスン有機ELTV65インチで、映画「ブレイブハート」BD版を一人で鑑賞しました。10年位前に1回は観ているはずなのですが、冒頭場面から最後の場面まで殆ど記憶に残っておらず、記憶力の減退にガッカリしました。僅かにメル・ギブソン演じるウィリアム・ウォレスが最後に処刑される場面が何となく観たことがあるかな、と感じた程度でした。

○ところが、ソフィー・マルソー演じるイングランド皇太子妃の顔だけは、どういう訳か、良く記憶に残っていました。メル・ギブソン演じるウィリアム・ウォレスとの遣り取りの場面も殆ど記憶になかったのですが、ソフィー・マルソーの顔だけが強く印象に残っていました。それほど好みの顔でファンという訳ではないのですが。

○久しぶりに映画「ブレイブハート」を鑑賞したのは、東北スコットランド協会の8月例会として、スコットランド独立の歴史の勉強会を兼ねて「ブレイブハート」鑑賞会をやろうということになり、その予習のためでした。私は、特にスコットランドに興味があった訳ではありませんが、「東北スコットランド協会の思い出-設立きっかけ等」記載のとおり、たまたま、昭和63年に来仙したスコットランド人弁護士と大の友人となった関係で、東北スコットランド協会を設立する羽目となり、平成2年頃から平成13年頃まで10年程協会活動を継続しました。

○東北スコットランド教会は初代会長が東北大名誉教授大平五郎氏、二代目は東北大名誉教授大森康男氏でしたが、平成13年頃から数年休業状態が続いたところ、「東北スコットランド協会再興会議と規約」記載のとおり、平成19年に活動を再開しようとなりました。しかし、諸般の事情で、定期的活動がなされず、中途半端な状態が継続していたところ、三代目会長引地功侃医師の強いお声掛けで、平成29年から、年に数回は例会をもって活動をしていこうということになり、平成29年8月の例会として映画”ブレイブハート”の鑑賞と中世スコットランドの歴史の勉強会となりました。

「ブレイブハート」のあらすじは、「13世紀末のスコットランド、残虐で冷酷なイングランド王エドワード1世の侵略によって家族を殺害されるも、難を逃れたウィリアム・ウォレス。成人して彼は故郷に戻り、そこで幼なじみのミューロンと恋に落ち、結婚する。しかし彼女はイングランド兵の手によって殺害される。ウォレスは復讐を決意、圧政に苦しむスコットランドの民衆の支持もあり、抵抗運動は熱を帯びていく。」というものです。

○スコットランドには平成2年に1回だけ行ったことがありますが、その山々の荒涼とした姿が印象に残っています。この映画でも自然の風景が随所に出てきますが、映画の大部分は、スコットランドではなくアイルランドで撮影されたとのことです。しかし、映画の中で観た山々等自然の姿は、ああ、スコットランドだなと感じました。

○この映画の見どころの第一は、戦闘シーンでしょう。膨大な人数の兵隊のにらみ合いがしばらく続いた後に、さて、それでは戦闘始めといった感じで、当初は静かに戦闘シーンが始まりますが、両軍直接の衝突に入ると、中世の剣や木製の槍等素朴な武器を使っての正に肉体のぶつかり合いが、結構な迫力で伝わってきます。

○メル・ギブソン氏の演技は、瞳が印象的でした。特に終盤、信頼していた貴族に裏切られていたことが判った後の、戸惑い、絶望に陥るまでの瞳の動きが大変印象的で、正に、役者!!と拍手したい心境になりました。これをきっかけに、中世スコットランドのイングランドとの攻防の歴史を少しは勉強しようと思っております。
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