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私の好きな演歌歌詞-北島三郎氏の”山”

平成23年 5月 4日(水):初稿
○久しぶりに文学等の話題です。と言っても教養乏しい私には文学の深遠な話しなど出来るはずがなく、私に出来るのは大好きな演歌の歌詞の話しくらいです(^^)。
私の音楽経験-演歌が始まり」記載の通り、大の演歌好きの私は、平成元年頃から数年間自宅AVルームで演歌修行に励んじ時期がありましたが、「小松弁護士とツルカメスタジオ」に記載したとおり、結局は挫折してしまいました(^^;)。しかし、事務所702号室にはカラオケ設備が併存されており、また、いつか、カラオケ道に再挑戦したいとの意欲はまだ持っております。

○私が,演歌修行に励んだのは、演歌自体が好きでしたが、その歌詞が琴線に触れるものが多かったこともあります。繰り返し記載していますが、数多い演歌の中で、一番琴線に触れたのが、以下の星野哲郎氏作詞・山路進一氏作曲・村田英雄氏歌唱の「柔道一代」の2番の歌詞です。
 人は力で たおせるけれど
 心は情けは 力じゃとれぬ
 春の夜風に 吹かれる柳
 みたぞまことの 男ぶり
この歌詞についての私の解説は、「人は力で倒せるけれど、心は情けは力じゃとれぬ」等に詳しく記載しています。

○次に私の琴線に触れた歌詞は、以下の同じ星野哲郎氏作詞・原譲二氏作曲・北島三郎氏歌唱の「山」の3番の歌詞です。 
 目先のことに うろちょろするな
 昨日と同じ 今日はない
 それが師匠(おやじ)口癖だった
 たった一度の 人生を
 花にするのも がまんなら
 山にするのも またがまん
昭和61年頃から多少の株をかじり、バブル崩壊でオロオロしていたときは、「目先のことに うろちょろするな」と、懸命に、自分に言い聞かせていましたが、結局、○分の1に下落した株を20年以上持ち続けています(^^)。

○「目先のことに うろちょろするな」は、目先の小さなことに拘ることなく、目を更に遠方に向けて、現時点での利害得失よりも、長期的な視野に立った得失と考えるべきと言うのが直截的意義と理解しています。しかし、より実践的には、「人間万事塞翁が馬(じんかんばんじさいおうがうま)」と同旨に捉え、更に進めて、どうにもならぬことに、じたばたするな、例えば平成23年5月現在日本国最大の問題である福島原発による放射能汚染問題等もどうあがいてもどうにもならぬ場合の諦めの境地に至らせる考えなど、自分に都合良く色々解釈しています(^^)。但し、放射能汚染は目先よりはズッと先の問題であり、その対策には味噌汁が良いなんて情報も得たので味噌汁摂取を強化しようとは思っていますが(^^;)。

○「山」で私が一番好きな部分は、「たった一度の人生を 花にするのがまんなら 山にするのもまたがまん」の下りです。「学ぶことは生きること-学ぶことは先ず耐えること」に「我慢とは忍耐であり努力」と記載していましたが、人生は、がまん即ち忍耐と努力の連続であり、教育とは、先ず、このがまんの姿勢を教えることと確信して居ます。

○学生時代であれば、眠いのをがまんして机に向かう、テレビ・マンガ本等を見たいのをがまんして机に向かう、暑さ・寒さをがまんして通学する、このがまんがなければ成績は上がらず、目指す大学或いは資格試験に合格出来ません。仕事に就けば、無理を強いる上司の言葉にがまんして仕事に励み、結婚すれば配偶者の我が儘にグッとがまんして小言も言わず笑顔を作り、趣味の世界においても例えばギター練習では、好きなフレーズ、弾きやすいフレーズを弾くことをがまんして弾きづらいフレーズを繰り返さなければ、また筋トレでは限界重量をがまんして挙げなければ、出世、円満家庭構築、難曲演奏、記録向上等いずれの目的に近づけません。生の根本、健康維持についても食べたいものをがまんする節制維持が必要です。

○このように人生、いかなる分野でも目的達成のためには、がまんが重要です。しかし、辛いがまんだけが人生と考えると虚しさも感じます。がまんを重ねてその道のエキスパートとなった人は、おそらくがまんすることに喜びを感じる、がまんの達人になっているのではと思っております。がまんすることを辛いだけだと思うと益々辛くなります。がまんが楽しい,がまんすることに喜びを感じるようになると、がまんが苦にならずがまんを続けられます。表現力乏しく,うまく表現できませんが,このがまんを客観視して自分のがまんを他人事のように眺めながら死ぬまでがまんを続けて行きたいと思っているところです。
以上:1,817文字

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