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映画「誰も守ってくれない」を観て

平成21年 2月11日(水):初稿
○平成21年2月10日(火)は平日でしたが午後6時からMOVIX仙台で今話題の映画「誰も守ってくれない」を観てきました。平日映画館で映画を観ることは殆どありませんが、この映画を日本語字幕付で上映する期間が2月10,11日の2日間だけだったからです。

○繰り返し記載していますが,MOVIX仙台に赤外線補聴システムが設置され、補聴用ヘッドホンを貸してくれ、身体障害6級の聴覚障害者(難聴)である私は、いつもこれを利用しています。しかし洋画は字幕があるので問題ありませんが、邦画は補聴用ヘッドホンをつけてもセリフが良く聞き取れず,ストーリーが判らなくなることが結構あります。そこで邦画も日本語字幕がついていればセリフも全て理解出来、映画に没頭できると考えて、平日の日本語字幕付上映を観ました。

MOVIX仙台週間上映スケジュールを見ると最近ようやく邦画が日本語字幕付とそうでない上映を分けて記載するようになりましたが、現時点では日本語字幕付邦画の上映は圧倒的に少ないものです。
平成21年2月11日現在上映の邦画は
ヘブンズ・ドア
旭山動物園物語 ペンギンが空を飛ぶ
20世紀少年<第2章> 最後の希望
劇場版 炎神戦隊ゴーオンジャーVSゲキレンジャー
誰も守ってくれない
おくりびと
感染列島
禅 ZEN
K-20(TWENTY) 怪人二十面相・伝
赤い糸

の10件もあるところ、日本語字幕付上映は、「誰も守ってくれない」と「旭山動物園物語 ペンギンが空を飛ぶ」の2件だけで、しかも上映期間が通常数週間は上映するところ僅か2,3日しかありません。聴覚障害者の立場としては,洋画に字幕スーパー版が並行上映されるように邦画も日本語字幕付が並行上映されるようになって貰いたいものです。

○この日本語字幕付「誰も守ってくれない」ですが、大変気が重くなる映画でしたが、日本語字幕は、単にセリフだけでなく、救急車サイレンの音、インターホンの音、記者の喧噪音などその場面の状況が良く判る状況説明もなされており、ヘッドホンをつけても完全には聞き取れない聴覚障害者には大変有り難いきめ細かいものでした。

○お陰で映画の進行、内容が良く判り、胸が締め付けられる緊迫した状況で、2時間近い上映時間が、あっと言う間に終わりました。ストーリーとしてはちと不自然なほどやりすぎでは、と思える部分も何カ所かありましたが、重大事件に巻き込まれた被害者側のみならず加害者側の悲惨な状況が良く描かれており、観る価値が十分にある映画でした。

○平日で、且つ日本語字幕付と言う特殊状況での上映でしたので、観客がいても数名程度でゆったり観ることが出来るだろうと思っていたのですが、意外に観客が多く20~30名は居ました。観客の殆ど女性だったのが不思議でしたが、エンドクレジットが始まっても誰も立ち上がらず、その終了まで皆さん余韻に浸っていたように感じました。DVDが出たら早速購入して再鑑賞したいと思っております。
以上:1,222文字

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