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映画「鬼畜」を観て-名優緒形拳氏を偲んで1

平成20年10月 8日:初稿
○平成20年10月7日夜、自宅AVルームで映画「鬼畜」を30年ぶりに鑑賞しました。平成20年8月の関西旅行の際、たまたま大阪ヨドバシ店で発見して購入していたものを、名優緒形拳氏の突然の死去の報を受けての鑑賞でした。映画「鬼畜」は丁度30年前の昭和53年秋に公開と同時位に当時は存在していた仙台松竹映画館で鑑賞しました。当時は司法修習生でした。

緒形拳氏と言えば何と言っても昭和40年に放映されたNHK大河ドラマ「太閤記」の秀吉役です。当時中学2年生だった私は毎週日曜夜は「歌のグランドショー」とそれに続く「太閤記」を観るのが一番の楽しみでした。「太閤記」では当初信長役の高橋幸治氏に憧れました。今でも信長役は高橋幸治氏が一番のはまり役と思っています。どことなくぎこちなさを感じる高橋幸治氏の演技が信長の厳しさを見事に表現しており高橋信長の生硬な台詞回しを真似たりしたものでした。

○これに対し当時20代の緒形拳氏は演技力に定評があり、子供ながら凄いなと思いながら観ていました。NHK大河ドラマ「太閤記」は今から43年前に放映されたもので白黒画像でしたが、今でも瞼に焼き付いているシーンが結構あります。一番鮮明に覚えているのは、明智光秀による本能寺の変で信長が亡くなったことを秀吉が備中で知らされたときのシーンです。

○その報を聞いたときの緒形拳秀吉の顔がアップで映し出されたときのオーバーな驚愕の表情に観ている方が驚嘆しました。目が大きく見開かれ白目の中央に黒目が小さく見えるシーンが数秒間続き、息をのむ驚愕ぶりが見事に表現され、数秒後には、「信長様がお隠れなされた。やったのは光秀じゃーぁ」と嘆いて泣き崩れるシーンが鮮明に瞼に焼き付いています。

○その他良く覚えているシーンは,本能寺の変で信長が自刃する直前、正座して回想するシーンです。木下藤吉郎時代の秀吉が信長にお目通りを願った時のことを回想して高橋信長が微笑む表情が妙に印象に残っています。高橋信長に佐藤慶氏扮する明智光秀が強く叱責されるシーンも良く覚えています。この佐藤慶氏の明智光秀も如何にも根暗で陰湿な感じを巧く表現するはまり役でした。

○秀吉晩年の緒形拳氏の老け役も凄いものでした。当時28歳の緒形拳氏が60代の老衰した秀吉を見事に自然に演じていました。死ぬ間際、病床の周囲に居た家康初めとする武将達に「秀頼様をおたのみもうす、おたのみもうす」と懇願する哀れな老人ぶりが見事でした。

NHK大河ドラマ「太閤記」総集編DVDがあればと思うのですが,当時は放送局用ビデオテープ(2インチVTR)が非常に高価で大型だったために、テープは放送終了後に消去されて他の番組に利用され、現存しているのは第42話「本能寺」位とのことで、是非、これを購入したいと思った次第です。
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