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映画「最高の人生の見つけ方」を観て

平成20年 5月12日(月):初稿
○平成20年5月11日、MOVIX仙台で、たまたま数日前、読売新聞の映画批評欄で紹介記事を読んだ映画「最高の人生の見つけ方」を観てきました。ジャック・ニコルソンモーガン・フリーマンというアメリカの二大名優とも言うべき役者2人の競演は何としても大画面で観ておくべきと思ったからです。

Yahoo!映画によるあらすじは以下の通りです。
仕事に人生をささげた大富豪エドワード(ジャック・ニコルソン)と、家族のために地道に働いてきたカーター(モーガン・フリーマン)は、入院先の病室で知りあった。共に余命は6か月。やりたいことをすべてやり尽くそうと決意し、無謀にも病院を脱出。“やりたいことリスト”を手に、さまざまなことに挑戦する。(シネマトゥデイ)

○この「やりたいことリスト」の元になったのは、カーターが学生時代に書いた棺桶リストですが、自分の人生だ何をしたいかリストアップしておくのも良いかも知れません。私を含め多くは、その場その場をしのいでいくのに精一杯で人生全体でのしたいことのリストアップまで余裕がありません。

○この映画では、共に余命6ヶ月と宣告された老人2人の死ぬまでやりたいことのリストに基づいて、自家用機に乗って世界の旅に出ます。エドワードが腐る程金を持っている大富豪だから出来ることでしょうが、ガンで入院直前まで修理工として働いていたカーターは余りお金がなさそうに見え、エドワード1人の費用負担での冒険旅行の始まりが現実離れしているのがちと気になりました。

○次から次へと繰り出す冒険旅行の旅は正に老人のおとぎ話で観ていて楽しいものです。ときおり涙腺をゆるませるエピソードを交えながらの最後のまとめも心地よく収まるところに収まったと言う感じで全体的に心地よい映画であることは間違いありません。何よりジャック・ニコルソンモーガン・フリーマン両者のそれぞれの持ち味を生かした名演技が素晴らしいものです。

○しかし何故か感動は浅いところに留まりじーんと胸に響くものではありませんでした。モーガン・フリーマンの名演「ショーシャンクの空に」を見終えた時は感動また感動で涙がぼろぼろこぼれ落ちましたが、「最高の人生の見つけ方」ではこのような深い感動は残りません。

○何故かなと考えてみると、余りに現実離れした場面展開のせいかなとも思いましたが、もし自分が余命6ヶ月と診断されたら何をするか考えてみました。エドワードとカーターは共に70歳前後で子供達も社会人となり親の務めも果たし終えた段階故好きなことが出来ました。しかし私が親の勤めを果たし終えるにはあと少なくとも10年は必要です。余命6ヶ月なんてならないよう健康に留意するしかないと思った次第です。
以上:1,116文字

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