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映画「男たちの大和」を観て

平成18年 1月 5日:初稿
○平成18年1月4日、映画「男たちの大和」を観てきました。前評判は毀誉褒貶相半ばしており、ここ10年程封切り日本映画を観て感動する作品に巡り会ったことが無く、余り期待しないで観に行きました。最近の日本映画はダメと決め付け殆ど日本映画を観ていませんでしたが、これで大いに見直しました。

結果は久々の感動でした。説教調の反戦映画でもなく、勿論、戦争を賛美する映画でもなく、下士官、特別年少兵と言ういわば下っ端の兵隊の目から見た当時の世相、戦争観が良く伝わってきました。下士官の中でも上官からの理不尽なしごきを受けるシーンも実際にあったのだろうなと実感出来ました。

○6億円かけて実物大に作成した戦艦大和のセットは迫力十分でした。最後のクライマックスの戦闘シーンもこれまでの日本の戦争映画に比べてリアルで、プライベートライアンでの超リアルな戦闘シーンを思い出しましたが、これと比較しても殆ど見劣りせず見応えは十分でした。

○泣かされる場面も随所に出て来ます。50歳過ぎて益々涙腺が弱くなったのか、陸上での家族や恋人との遣り取りのシーンは多くの箇所で感極まり泣かされました。しかし、どういう訳か現代に戻り、仲代達也氏と鈴木京香氏の遣り取りのシーンは感動がこみ上げてきません。

○主人公内田氏とその養女役の鈴木京香氏の年齢が離れすぎて計算が合わないのではと詰まらぬところが気になって現代シーンはイマイチ感情移入が出来ませんでした。どうも私は詰まらぬところに拘りすぎる傾向があるようです。

○いつものように難聴者用ヘッドホンを利用しましたが、現代のシーンに感情移入が出来なかったのはセリフが十分聞き取れなかった部分があったせいかも知れず、是非、辺見じゅん氏の原作を読みたくなりました。

○あれだけ戦況が悪化し、もうこれ以上戦争を継続しても意味がないのではと思われる状況となり、中には戦争に疑問を呈する兵士の声もあったのに、どうして戦争中止の声が広まらなかったのか。無意味と判っていながら,いわば集団特攻隊として自滅の攻撃に出る悲劇の戦艦大和とその乗組員の悲劇が十分に伝わってきました。

○当時は戦争に負けたらどうなるか一般国民には予想もつかず、ただ負けたくない、日本を守りたいの一心で戦争を継続しなければならなかったのでしょうが、意外なキャストの長嶋一茂氏扮する臼淵大尉が、「日本が救われるには敗れて目覚めるしかない」と冷めた目で戦況を見ていたのが印象的でした。

○その意味で今の日本は戦争で亡くなった方々の尊い犠牲の上で成り立っていると言う小泉首相の言葉も実感させられる映画でもありました。
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