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映画「フォーガットン」を観て

平成17年 6月 5日(日):初稿
○昨日、小6の息子と一緒に映画「フォーガットン」を観ました。息子が以前から観たがっていたものです。臆病でスリラーものが全くダメだった息子もようやくスリラーものにも興味を持つようになりました。私自身は昔からスリラーもの、ホラーものが大好きでした。小さい頃は「東海道四谷怪談」等日本の怪談ものも良く見たものでした。

○「フォーガットン」は、「シックスセンス以来、最も衝撃的なスリラー!」との謳い文句に惹かれ又予告編で見てもこれは面白そうだと、過度の期待を持って封切りと同時に観たのですが、結果は、見事な「期待はずれ」でした。

○過度の期待を持ちすぎたせいか、最初の10数分は、何かいまいち乗らないなと思っていましたが、不思議な不死身の男が出て来た当たりから、なんだこれはと身を乗り出してきて、これからどのように展開するかとワクワクドキドキの映画の醍醐味が出て来て画面にのめり込んできました。

○観客をドキッとのけぞらせる場面(恐怖ではなく唖然とさせると言う意味で)が3回ほど出て来ますが、ラストに近づき、段々先が見えてくると、一生懸命これは何だろうと真面目に観てきたのが馬鹿馬鹿しくなってきました。

○最後の種明かし後は、結局、これは主人公テリーの夢だったのか、それなら仕方がないが、何とアホらしい映画だと思ったほどでした。しかし映画パンフを改めてみると夢ではなく、実際アメリカでは、あり得るストーリーと記載されています。私としては、そんな馬鹿なと、到底受け入れられないストーリーです。

○映画は全て夢とも言えますが、私はなるほどと納得できるストーリー展開を一番重視します。納得出来ると感動しますが、そんな馬鹿なと思うと白けてしまいます。この映画のストーリー展開は、ハイドアンドシークほどひどくはありませんが、最後は無理にこじつけたとしか思えませんでした。思わず吹き出したくなるような呆れた展開です。

○どれほど荒唐無稽であり得ないストーリー展開でもなるほどと納得させる映画もあり、私の場合、納得と不納得の区別は鑑賞時の精神状態によって違ったりして、いい加減なところがあります。その意味では、この映画は別な機会に観ると感動するかも知れず、一見には値する映画と思います。

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