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解剖学的女性論(渡邊淳一)1

昭和63年 2月 1日:初稿 平成17年 1月 8日:更新
以下、昭和63年頃と思うが、当時愛読していた渡辺淳一氏の著作「解剖学的女性論」を異業種交流仲間ライジングアップで紹介したときのレポートを掲載します。
この本は、1972年の著作であり、今に思うと、全体としては、「古き良き時代の女性観」と言う感じがします。
しかし、医学的分析等一部真実の面もあり、今でも参考になるところもあるはずで、私の人生データベースの一部として掲載します。

渡邊淳一著「解剖学的女性論」レポート



 「以前より私は単なる経験論や感情論からではない、といって純粋に医学的でもない、ある程度理論的裏づけのある女性論を書いてみたいと思っていた。しかし感情の起伏に満ちた、多種多様な女性を、一つの理論に包括し、論理づけるのは容易なことではない、本書がその目的を達しているかどうかは疑わしい。千変万化、たえず流動的な女性を理論的に体系化することはやはり無理な話なのかも知れない。

 だが、私は今後とも女性論を書くことはあっても男性論を書くことはないだろう。
 これはもちろん私が男性で、女性により多くの関心を抱いていることによるが、それ以上に、女性の心理ほど複雑にして華麗なものはないからである。これからみると男性は単純で明快すぎてつまらない。
 ともかく、私はいま、自分にこのような女性論を書かせた女性という存在に、不可思議さと魅力を感じているのである。」

第1章 女性の隠された真実
<はじめに>
男と女が互いに「わからない」と言い合う理由は、互いに相手が自分と同じ種族と考えるからである。
男と女は別種族と割り切ったほうが距離をおいて冷静に観察できる。
男と女の根本的な違いは体の中に隠されている。

<女性の隠された真実>
外科医としての経験からの実感-女性は痛みに対して男性よりはるかに強い。女性は麻酔剤よりも、痛くないという安心感を与えてやるだけでかなりの痛みに耐える。男性が出産の痛みを課せられたら半ば以上は痛みで失神し、さらにその半分は死亡すると思われるが、女性は耐えるが普通である。

<死から甦った女>
体重45キロの女性が子宮破裂で2000cc(2キロ)の出血をしたが、医学上死ぬはずなのに生き返った。
「男性は全血液量の3分の1の失血にて死亡し、女性は2分の1を越えてようやく死亡する。」

<女の生命力の強さ>
動物生理学上、オスに比してメスは孤独に強く、忍耐力の点で数等優れていることが広く認められており人類でも同じ。男性より女性がはるかに生命力が強い。ex.雪山遭難事件、日航ジャンボ機事件、平均寿命
男性が女性より強いのは瞬間的腕力のみ。

<怠け出した乳房>
女性は環境適応力が優秀。女性は「かくありたい」と望めば体をその望み通りにかなりの部分まで変えることができる。
具体例は母乳の減りよう。長期授乳は乳房の形を崩し、美容にもよくないという考えにより、人工栄養があふれ、乳房は怠け出し、子のためのボインから男性への誇示のためのボインに変わり果てた。

<一ケ所、女性の泣き所>
女性の強さの秘密は、体の変革まで起こしうるホルモン系列。このホルモン系列が乱れると、女性の行動は支離滅裂となる。
不定愁訴(肩凝り、神経痛、いらいら、不眠etc)を訴えにくる者の80パーセントはホルモン系列の失調が原因。その原因を取り除けるのは接触する男性のみ。ここにおいて男性の偉大さは辛うじて残されている。

<本稿の総括、ならびに結論>
女性は男性より本質的生命力が強い。
その理由は
①女性は痛みに鈍なこと、
②出血に強いこと、
③環境順応力優れていることに要約される。

第2章 ウーマンリブの欠点
<ウーマンリブの欠点>
ウーマンリブ運動がポシャった理由は、推進約の女性自身の間に分裂があり一致団結にはほど遠かったことである。
ウーマンリブ運動の参加、賛同者の年齢構成は二十代前半と三十代後半が多く、二十代後半から三十代前半の女が女として最も成熟する年代が欠けていた。

<抱く女か、抱かれる女か>
ウーマンリブの最終的な目的は「男性に隷属した女性の解放」であり、「抱かれる女から抱く女へ」変貌することである。しかしこれは「性が独立していないから」無理である。女性の年代を、第一を二十代前半、第二を二十代後半から三十代前半、第三を三十代後半から四十代と分けると、ウーマンリブの推進賛同者は第一、第三の年代が多い。
性の充足感ということからウーマンリブの女性をみると、真の意味での性の充足感を知らない女達が多い。

<ヴァギナ(B)感覚とクリトリス(C)感覚>
女にとって精神的充足とはあくまで一時的従属的なものであり、肉体的充足が優先する。ex.「可愛い女」「チャタレイ夫人の恋人」
女の成熟すなわち肉体的成熟とは、B感覚に目覚めていくことである。女の基本的な性感としてはC感覚があるが、これは第二次性徴以降、急速に発達し目覚めてくるもので処女が現実に感じる性感はC感覚である。
C感覚は男の介添がなくても開発される個において独立した快感であるがB感覚は男の介添なくして開発され得ない。
女の成熟とはB感覚の開発そのものである。B感覚は当初はC感覚に及ばないが、男性器の受容により急速に目覚め、ある一点からC感覚を凌駕する。

男性はB感覚がなくC感覚のみ。発生学的にはペニスとクリトリスは同じものである。クリトリスは、神経分布などはそのままにしてペニスの退化したものである。
自然は女にC感覚に加えてそれより数等優れたB感覚を与えたが、B感覚の快感を得るためには男の介添を必要とする条件をつけた。
C感覚だけで満足しているうちは男から独立しているが、B感覚を知り、この快感を求める限り男から独立しえない。

<女の弱さ>
女は本来、生理的に受け入れる、うちなるもので「女らしさ」を売りものにするべく運命づけられた動物で、それ故男にはないB感覚という優れた充足感を与えられた。
男によりB感覚による快感を知った女は、性の独立よりも、従属してその見返りとしてB感覚を得た方がいいと考える。
純粋な意味でのウーマンリブはB感覚を知らぬ、いわゆる未熟な女達によってしかすすめられず、彼女達がC感覚のみに止まっている場合しか、この運動に参加し得ない。

<女の独立>
女は愛の過程でどのように主導権を持ち、男のように振舞おうとB感覚による快感をうるその瞬間は「抱かれる」。
B感覚も欲しい、性の主体性も欲しいというのは欲が深すぎる。自然の創造主はそんなことは許されない。
B感覚の素晴らしさを知らない女がウーマンリブに参加するのであり、ウーマンリブを完成させるためにはヴァギナという器官を捨てなければならない。遠い将来C感覚だけが発達し、ヴァギナの退化した女性が出現すればウーマンリブは完成する。

<本稿の総括ならびに結論>
1.ウーマンリブの女たちは肉体的に未成熟でB感覚を知らない女である。
2.女の真の解放は性の独立がない限りあり得ない。そのためにはB感覚を捨てることが必要。
3.将来ヴァギナが退化しクリトリスが肥大するという肉体上の変換が起きたとき、本当の意味でのウーマンリブが完成される。

以上:2,893文字

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