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意外な組み合わせに驚いた小説石原慎太郎著”天才”紹介

平成28年 1月23日:初稿
○「Twitter”田中角栄bot”紹介-田中角栄語録データベースになります2」に「田中角栄bot」の「膨大な語録を桐データベース化して分類整理するする方策を検討していきます。」と記載していましたが、桐師匠【多遊】さんにデータをダウンロードして桐ファイル化して貰いました。すると「H27/12/10 5:18」から「H27/12/25 16:48」までの15日間では、101の語録が繰り返し掲載されていることが判明しました。

○各語録の句読点を含めた文字数は、小は「政治は結果責任。」8文字から、大は「教員は一般公務員に比べて待遇をよくすべきだと思っている。子供というのは、本質的には小さな猛獣なんだ。小さいときからアメとムチでしっかりと訓練して、しつけなければだめだ。先生たちはそういう子供を、親の手の届かない学校で、親に代わって仕込んでくれるんだから、待遇をよくして当然なんだ。」140文字までで、101レコード全文字数6975文字、一語録平均69文字でした。

以下、桐表画面一部です。

私にとっての重要度ランクを付けて、重要な言葉から暗記訓練をしようかと思っています。

○ところが先日、丸善仙台店で「田中角栄 明日を生き抜く365日の言葉」なる書籍を発見しました。表題の一部にでも「田中角栄」と言う言葉を見つけると手当たり次第に購入してきた私はこれも即座に購入しようと手に取りました。するとこの書籍の脇に「天才 石原慎太郎著」との意外な組み合わせの書籍が置いてあり、帯に「反田中の急先鋒だった石原が、今なぜ『田中角栄』に惹かれるのか。衝撃の霊言!」とあります。

○私は、石原慎太郎氏の著作も何冊か購入していますが、余り好きな人物ではありませんでした。その最大の理由は、大ファンを自認する田中角栄氏をぼろくそにけなしてきたからです。また畏敬する三島由紀夫氏を馬鹿にするような記述にも反感を感じてきました。その石原慎太郎氏が、なんと田中角栄氏を「天才」と称えて、角栄氏になりきって、「俺(田中角栄)」と言って「俺はいつか必ず故郷から東京に出てこの身を立てるつもりでいた。」から始まり、「そしてそのままもっと深い眠りに落ち込んでいったのだった。」まで、角栄氏の一生を振り返っています。

○早速購入しましたが、流石に熟練の作家だけあって、平易な言葉と判りやすい文体で、2時間程で一気に全編読み込むことができました。「長い後書き」には、「(未曾有の日本国の高度な繁栄等は)その多くの要因を他ならぬ田中角栄という政治家が造成したことは間違いない」、「田中角栄という天才の人生は、この国にとって実に掛け替えのないものだった」と最大級の賛辞を与えています。

○この「天才 石原慎太郎著」、田中角栄氏の一生を俯瞰するのに大変勉強になります。新たな発見もありました。角栄本は数十冊自宅の机を囲む書棚の右半分を占めていますが、石原氏記述の参考文献を見ると未購入のものもあり、これからも集めていこうと思っております。以下、ニュース報道です。

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元首相を描く異色の小説 「反田中」の石原慎太郎氏が出版
産経ニュース2016.1.21 11:36更新


作家で元都知事の石原慎太郎10+ 件氏(83)が、田中角栄元首相(1918~93年)に成り代わって一人称で語る小説「天才」(幻冬舎)を22日、出版。若手衆院議員時代の石原さんは「反田中」の急先鋒だった。ロッキード事件や日中国交回復など毀誉褒貶が激しい角栄氏の波乱の生涯をたどりつつ、その内面描写にも挑んだ異色の小説が話題を呼びそうだ。

 石原氏は後書きで、交通インフラの整備や資源外交、テレビメディアの「造成」など、角栄氏の政治的業績の大きさを挙げ、「先見性に満ちた発想の正確性」を現在の日本のありようが証明していると断言。執筆動機を「政治に関わった者としての歴史に対する責任」と説明した。

 物語は、角栄氏が「俺」という一人称で人生を回想する設定。故郷・新潟での少年期に「根回しの大切さ」や「金という化け物」への身の処し方を学んだ逸話が語られる。ロッキード事件での逮捕は「不条理」として、米国の策謀をにおわせている。

以上:1,747文字

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