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心から畏敬するA弁護士仙台弁護士会会報掲載追悼文紹介

平成24年 2月26日:初稿
○「私が心から畏敬するA弁護士紹介序文」と相当部分で重なりますが、私のA弁護士追悼文が仙台弁護士会会報平成24年2月号に掲載され公表されましたので、このHPにも転載します。
A弁護士にとっては迷惑な話と叱られることは覚悟しておりますが、「心から畏敬するA弁護士生涯の”我が法典”紹介」、「同2」で紹介したA弁護士”我が法典”の言葉に、「有益な情報掲載に感謝します」との趣旨のメールを何通か頂きました。私自身、「一歩一歩がゴールであり、一歩が一歩としての価値を持たなくてはならない。」との言葉を肝に銘じて、精進していきたいと思っております。

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はじめに
A弁護士が、平成23年12月22日、急逝されました。A弁護士と連絡が取れないとの報を同月27日に至り初めて聞かされ、驚いて仙台駅前のマンションを割り出し駆けつけましたが、既に時遅しでした。しばし精神状態混乱が続きましたが、今は、静かにご冥福をお祈りしています。A弁護士の会務等公的業績は弁護士会長等弔辞に譲り、個人的にA弁護士の人となりを偲びます。

初めての出会い
私が初めてAさんを知ったのは40年前に遡ります。昭和47年当時榴岡にあった県立図書館4階の読書机のコーナーの一定位置をいつも陣取り、一心不乱に勉強していた姿に初めて接しました。雨や雪の日だけでなく晴れた日もいつも長靴姿だったことが強烈に印象に残っています。後日、弟さんから、Aさんは当時東北大学教育学部在籍し、大学4年で警視庁、大学院1年で自治省に受かるも、目標大蔵省入省かなわず、大学院2年から目標が司法試験受験に変わったと聞きました。

初めて言葉を交わす
昭和54年11月司法研修所松戸寮Aさんの居室を訪れ初めて言葉を交わしました。同期のCさんと一緒でした。Cさんがその居室内の年季の入ったポットの水がいつのモノかと疑問を呈して大笑いになったことをどういう訳か良く覚えています。意外に剽軽な人であることも初めて知りました。

桁外れの集中力を持った人
以来、どこか気が合い、親しく付き合うようになり、昭和55年1月以降、しばしば一緒に、2回試験対策勉強のため千代田線北千住辺りの市民図書館に行って、読書机に向かい合わせに座って勉強しました。その机は中央に仕切衝立があり、Aさんの先しか見えない頭が、勉強時間中、全く不動であったことが強く印象に残っています。Aさんはいったん机に向かうと例えば朝9時に図書館に入ると昼時間まで、全く机を離れず、また、頭も全く動かさず,正に、一心不乱に勉強に打ち込みます。その姿に桁外れの集中力を実感しました。

真面目で人情厚い人
Aさんは,兎に角、何事にも真面目に取り組む方でした。会務も然りで、「小松君はサッパリ会務をしない」とよく苦言を呈されながらも、親しくお付き合い頂き、個人的な相談にものって頂く私の師匠的存在でした。最初の結婚に破れ、離婚届出を出した旨報告した時、最後まで離婚に反対されていたAさんは、「そうか。仕方がないな。今日の晩は小松君の励ます会だ。 まあ、頑張れ。」と、肩をたたいて元気付けてくれ、その晩初めて新婚のAさんのお宅で奥様Bさんの手料理をご馳走になり、悔し涙を流す私にBさんが一緒に涙を流してくれたことを昨日のことのように覚えています。
Aさんのこれらの励ましが、挫けそうな私を力強く支えてくれました。

鎖骨骨折事件の真相
同期のDさんがAさんへの弔辞で、相撲の得意なAさんが小松さんを相撲で投げ飛ばし,小松さんが鎖骨骨折したと紹介しました。しかし、実際、鎖骨骨折をしたのはAさんでした。一ヶ月程上半身ギプスを填め、着替えが出来なくなり、私が数日置きに着替え手伝いに行きました。その時、これで婚期が遅れたらどうしてくれると盛んに責めたてられました。当時、Bさんと付き合い始めて日が浅く、その不格好を明らかに出来ず、付き合いに支障を来すことを懸念したようです。Bさんの存在を全く知らされてなかった私は、どうして婚期が遅れるのか意味が理解出来ず困惑するばかりでした。

信念を貫いた人
Aさんは私と違って個人的問題で決して他人に迷惑をかけないとの信念の人でした。奥様Bさんが20年近く前から病気で不自由な身体となり、平成23年3月27日に逝去され、以来一人暮らしとなっていたことも全く知りませんでした。特に最愛の奥様を失うとの大事も東日本大震災直後に私事で他人には絶対に迷惑をかけないとの信念で限られた身内以外全く知らせず、何事もなかった如く、数多くの公職を完璧にこなしてきた責任感と行動力にはただただ感服するばかりです。
自らの信念を貫き1人静かに逝ったAさん、生前受けた数々のご恩は決して忘れません。最愛のBさんと2人で安らかにお休み下さい。
以上:1,984文字

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