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A弁護士の話に営業意欲喚起されるも

平成24年 2月 3日(金):初稿
○平成24年2月2日、翌日の日弁連業務改革委員会出席のため東北新幹線で東京に向かいましたが、仙台を出発して10数分後、突然、ガタンと新幹線車両底に何かがぶつかったような衝撃を感じました。新幹線は相当回数利用していますが、初めての経験です。結構な雪があったので雪の塊でもがぶつかったのかとも思いましたが、どうして車両の底にぶつかるのだろうと不思議に感じていると、同じ車両の前の方に座っていた人たちが立ち上がり始めました。

○いったい何があったと、慌てて補聴器を装着すると、駅員が車両内に入ってきて、煙が充満してきたので、隣の号車両に移って下さいと伝えてきました。指示に従い、隣の車両の空席に移りましたが、点検が必要とのことで福島駅の手前で緊急停止して、数分間、待たされ、徐行運転で福島駅に到着すると、この車両は点検のため運行できなくなったとのことで、下車するよう指示されました。幸い40分程後に福島駅通過の新幹線車両に乗車でき、最終的には、当初予定の50分遅れで東京駅に到着できました。

○長い新幹線乗車経験で、このような衝撃を感じての緊急停止は初めての経験でしたが、福島までは,結構な積雪があり、一時的に、一体何時東京駅に到着できるのか、これでは予定が全く狂ってしまうと、不安を感じました。しかし、福島を通過すると、ほとんど積雪もなくなり、宇都宮、大宮辺りでは、天気も良く、結果的には、わずかの遅れですみ、ほとんど予定に影響はありませんでした。この程度のハプニングでも結構不安を感じたことから、東日本大震災で一斉に停止した新幹線に長い時間閉じ込められた方々は大変だったろうなと改めて感じた次第です。

○無事到着した夜は、いつも当HPを愛読いただき、有益なご意見を賜り、また、貴重な示唆に富む、事務所ニュースレターを配信頂く弁護士マーケッティング研究第一人者A弁護士と会食し、今回もまた、色々刺激を受ける話をして頂きました。それは、事務所セミナーの話です。A弁護士は、顧問先の担当者を受講者として1ヶ月に1回企業法務セミナーを開催していますが、提携している司法書士事務所のセミナーに対する心構えを聞いて感心させられました。

○その司法書士事務所は法人化してスタッフ総勢30数名で4地区に支店事務所を構えて相当の売上を上げていますが、頻繁に無料セミナー・無料相談会を開催し、多くのお客様を集めているとのことです。当事務所でもセミナーを開催したいと思っていますが、問題はセミナー受講者をどうやって集めるかであり、その司法書士法人のセミナーでの受講者を集め方法を聞いて驚きました。

○その基本姿勢は、無料で有益情報を聞かせてやるのだから、聞きたい方は来て下さいとの姿勢ではありません。その事務所では営業担当のスタッフが居て、たとえば商店街等を回ってセミナー開催のチラシを配って歩いて受講者を募っているそうです。無料で開催するセミナーに、どうか、受講して頂ければ大変有り難いとの姿勢です。セミナーは当然、その事務所の宣伝・広告を含んでいますので、その宣伝・広告をさせて頂く機会を設けて頂き、有り難うございますとの姿勢です。

○私自身、セミナーを開催したいとの気持を持っていましたが、受講者を集める姿勢は、ここまでお客様本位では、ありませんでした。長年の弁護士殿様商売姿勢が身体に染みついて居ることを実感し、この姿勢を点検し、発想を転換しなければならないことを自覚させられる有意義な会食でした。
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