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無念!気仙沼鰻の老舗”扇屋”建物解体始まる

平成24年 1月28日:初稿
○私は、小さいときから鰻の蒲焼きが大好きでした。しかし、子供の頃は、鰻の蒲焼きは高級料理で、1年に1回も食べることが出来ませんでしたが、弁護士なってからは、気仙沼に帰ると、しばしば立ち寄ったのが、気仙沼市南町1丁目にあった鰻の老舗扇屋です。気仙沼にある食い物やさんで,日本中、どこに出しても恥ずかしくないのが、この扇屋と確信しており、気仙沼以外のお客様等を気仙沼に案内したときは、よく扇屋の鰻料理をご馳走していました。

○この扇屋も、東日本大震災の津波で建物が大きな損害を受け、営業を停止していたことは聞いていました。気仙沼の誇るべき老舗でしたのでいつか再開するだろうと思っていましたが、平成24年1月27日付三陸新報の萬有流転に以下の記述を発見してガックリ来ました。
【萬有流転】明治元年から歴史を刻んできた、気仙沼市南町にあった割烹「扇屋」の建物の取り壊しが、23日から始まった。震災の大津波で、建物は大きく損壊した。昭和の大火後に建てられた、木造2階建ての趣のある建物だったが、大震災を前にどうすることも出来なかった。▼「ウナギのタレは天下一品」と、小社会長浅倉橘男は現役時代によく通った。昔の建物でもあり、幅が狭くやや前下がりの階段は、年齢を重ねての上り下りに周囲の者をハラハラさせたが、「いつも黒光りしている建物がいい」と、晩年まで好んで出かけた。▼(中略)▼形は違ってもいつか新しい扇屋の「顔」が見たい。
○この「ウナギのタレは天下一品」は、全く同感で、ウナギ蒲焼き大好き人間の私は、鰻屋には目がなく、色々な鰻屋さんに入っていますが、扇屋のタレほど美味いタレに出会ったことはありません。このタレは正に秘伝中の秘伝の味が隠されているのでしょうが、扇屋のタレは、甘すぎず,べたつかず、引き締まって、且つ、奥深さを感じさせる味が何とも言えません。仙台でも,何件か有名鰻屋で、味見していますが、扇屋のタレに勝るタレに出会ったことはありません。

未来へのキオクストリービューでの震災後の割烹扇屋、真ん中が扇屋です。

この写真を見ると扇屋の建物は二階まで浸水した如くで、相当な傷手を被っており、修繕は到底無理であることは、一目瞭然です。この様子では、秘伝のタレも悉く流されてしまったと思われます。気仙沼市南町1,2丁目の商店が復興した気仙沼復興商店街のストアガイドを見ると、残念ながら、お食事処に扇屋は入っていません。「形は違ってもいつか新しい扇屋の『顔』が見たい。」は、扇屋を知っている人なら誰しも同じ思いでしょう。

○気仙沼扇屋のブログ記事を探したところ、まいにちノート平成21年6月16日付「扇屋で鰻の話~気仙沼にて」と言う記事がありました。震災前の扇屋建物と鰻会席料理写真が掲載されていますが、写真を借用しようとしたら、「当ブログに掲載されている写真・画像・イラストの無断複写、転載等の利用・使用はお断りします。」とあり、私自身は、当HPに掲載した写真は無断複写されても、特に個性のハッキリしたもの以外、例えば風景画像等には目くじらをたてませんが、気にする方もおり、写真の無断借用は形式的には、著作権法に違反していることは明らかですので、止めました(^^;)。



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