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弁護士会館有料相談激減-弁護士も淘汰時代突入実感

平成22年12月18日:初稿
○平成22年12月14日、仙台弁護士会法律相談センター有料法律相談担当で午前10時から2時間、午後1時から3時30分まえ2時間30分合計4時間30分、弁護士会館相談室に待機して、有料相談をすることになっていました。ところが、相談者は午前は2件あるも午前11時30分で受付終了で解放され、午後は1件だけで午後3時受付終了で解放され、僅か3件の相談だけで午前1時間30分、午後2時間の合計3時間30分の拘束で終わりました。なお、有料相談は30分5000円ですが、10分程度で簡単に終わる相談の場合、5000円は返還する申し合わせになっています。

○現在の仙台弁護士会館は、確か、平成15年に完成したもので、それ以前は、裁判所前の6階建てマンションの3,4階部分だけだったものが、自前の4階建てビル一棟まるまる仙台弁護士会館となり、相談室、事務室、会議室等が一気に充実したものになりました。確か建築費は4億円くらいだったように記憶しています。新会館建築論議は,確か平成12,3年頃から始まり、当時、バブルも完全崩壊し、日本経済は右肩下がりの時代で、その時代背景から建築に反対する意見もありましたが、大多数の賛成で会費値上げによる建築が決まりました。

○私もIT関係設備検討委員として少しだけ設備に意見を述べ、4階大会議室には難聴者用補聴システムも導入して頂きました。見た目もなかなか素晴らしい建物で、完成後、確か、その年の宮城のベスト建物の一つに選ばれたように記憶しています。この新しい弁護士会館完成後の大きな成果は、弁護士会館1階の法律相談センターに相談に訪れる相談者の数が、旧会館時代に比較して相当増加したことでした。新会館完成後数年は、1階の法律相談センター待合部分には随分人が溢れていたように記憶しています。有料法律相談担当の時、上記4時間30分の間に10件以上の相談を受けることも珍しくありませんでした。

○ところが、ここ数年、会館1階法律相談センターを訪れる相談申込者の数がめっきり減り始め、特にここ1,2年は、その待合室部分は,ガラガラで閑古鳥が鳴いているとった状況が続いているように感じています。平成22年12月14日,私の担当日も同じで、なんとか3件の相談者が居ましたが、待合室で順番を待つ相談者を見ることは出来ませんでした。僅か3件の相談内容も、全て相談レベルで解決するもので、事件として受任したものは1件もありませんでした。有料相談は、直接受任が原則で、数年前までは、一日の有料相談で数件直接受任することも珍しくありませんでしたが、ここ1,2年直接受任も殆どなくなりました。

○仙台弁護士会法律相談センターを訪れる相談者数、更にその中から弁護士の事件になる数が減った最大の原因は、弁護士会館の3軒隣にある法テラス宮城の存在と思われます。法テラス宮城は、法テラス(日本法支援センター)の宮城県地方事務所です。法テラスは、国によって設立された法的トラブル解決のための「総合案内所」であり、法的トラブル解決への「道案内」をするのが「法テラス」の役目です。

○法テラスでの無料相談は、従来弁護士会法律相談センターで行って居た一定の収入要件を満たす方の法律扶助無料相談が移管されたものです。ですから法テラスでの無料相談を受けるための収入要件を満たさない方は、弁護士会の一般相談に来て然るべきですが、どういう訳か弁護士会の一般相談も激減しているように感じます。その理由は、不景気の長期化で法テラス収入要件を満たす方が増えていること、各地に収入要件無関係の無料相談所が増えていること、弁護士の宣伝広告も増え、宣伝広告を派手に打っている事務所への相談に流れていること等色々考えられますが、多重債務事件に関しては事件そのものが減りつつあることも理由の一つと思われます。

○全般に少なくなっているお客様は、法テラス、各地の無料相談所、宣伝広告を派手に打つ事務所等に流れ、更に弁護士大増員の影響もあり、マーケッティング活動等の努力をしない弁護士は、益々仕事が少なくなることは確実で、弁護士淘汰時代突入を実感しているところです。
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