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さすっているようで叩いている政治家同士の関係1

平成22年 6月 5日:初稿
○金丸信元自民党副総裁の言葉と記憶していた政治家同士の関係は、「さすっているようで叩いており、叩いているようでさすっている」ですが、金丸信語録をネット検索するも同氏の言葉では出て来ません。金丸氏よりもっと以前の大野伴睦氏或いは三木武吉氏当たりの言葉かなと思って検索するもやはり出て来ません。この「さすっているようで叩いており、叩いているようでさすっている」との言葉は、悪い意味でも良い意味でもなかなか味のある言葉と思っております。

○要するに政治家同士の関係は、表面だけを見てはダメで、その奥深さ,広さ、先の見通し等総合考慮する必要があるとの意味があります。しかし政治家同士の関係は,究極の人間関係であり、人間勉強教材としては最高とも思っております。

○今回の、鳩山氏辞任・管直人氏就任劇を見ると政治同士の人間関係は誠に難しくなかなか見通しが立たないことを実感しました。私は、昔から田中角栄氏の大ファンで角栄と表題がつく書籍は目につくと手当たり次第に購入し、数十冊に及んでいます。但し、ページをめくっても角栄氏を評価するものは熱心に読むも評価しないものは途中で投げ出し積ん読になっており、その読書傾向は全く偏向しており当てになりませんが(^^;)。

○その角栄氏が最も眼をかけ、更に田中軍団の中で唯一その長女でその対処が大変難しいと思われる田中真紀子氏に上手く対処し良好関係を保っている思われる小沢一郎氏の去就にいつも興味を持ってみております。お金の問題で厳しい局面に立たされ7月の参議院選挙予想が極めて厳しい状況にあり、小沢氏幹事長辞任が最高の選挙対策と言われており、小沢氏が真実選挙予想の厳しいデータを入手しているのであれば、選挙のプロとして、参議院選挙前のどこか効果的なところで電撃辞任をするのではと予想していました。

○そのため小沢氏が輿石氏とともに鳩山氏に辞任を迫っているとのニュースに自らの辞任時期を定めたと理解しました。党代表が辞めれば党執行部・内閣共に総辞職であり、幹事長辞任が当然の前提と理解していたからです。それ故、鳩山氏が辞任に抵抗しているのは小沢氏の辞任に付き合って辞任なんか出来るかとの思いだったのではと推測しました。

○そのため鳩山氏は民主党両院議員総会での辞任会見で、「私も職を引きますので、小沢幹事長も職を引いて下さいと申し上げ、小沢幹事長の了解を得た。」と述べたことに、そんなバカなと、強い違和感を覚えました。ところが某政治家のブログに「“見事な辞任表明演説”だったと思う。それは、小沢幹事長辞任とセットだった。小沢幹事長を辞任させることができるのは、鳩山首相以外にはいないだろう。」あるようにマスコミ等は鳩山氏が小沢氏辞任を求めて自爆した如き論調になっており,何かおかしいと思っていました。それが鳩山辞任当日6月2日夜のNHKニュースに出演した山岡国対委員長が代表が辞めれば幹事長も辞めるのが当然と解説したのに我が意を得ましたが、更に2,3日中に新内閣が出来ると断言したのには驚きました。

○菅直人氏は、いつしか小沢氏と良好な関係となって元旦には小沢詣でするようになり、平成22年元旦も管氏の小沢詣での顔を最初にニュースで見、更にお金と政治の問題でも小沢氏批判を控え、小沢氏支持で鳩山後を狙っていることは明白に見えました。ですから、山岡国対委員長の2,3日中に新内閣が出来るとの断言と、鳩山辞任後の迅速な代表出馬宣言とに小沢氏との出来レースとばかり思っていました。ところがその後のニュースではそうばかりではないようで、正に「さすっているようで叩いており、叩いているようでさすっている」関係だったのかなとも思えてきました。
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