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小沢は大連立をあきらめない-「選択」平成19年12月号から

平成19年12月 6日:初稿
○昭和50年代から20数年間読み続けている雑誌に三万人のための情報誌「選択」があります。これはページ数僅か100頁強の月刊誌ですが、年間購読料1万2000円で1号あたり1000円です。薄い割にちと高いのですが、結構、面白くためになる記事があり、20数年間継続して取っています。

○「選択」は、分野をWORLD、国内政治、経済、社会・文化、その他連載と5つに分けていますが、私は国内政治に最も興味があり、毎月届けられると先ず国内政治から読み始めます。その「選択」平成19年12月号54頁に「小沢は大連立をあきらめない」との見出しの記事がありました。

○平成19年11月始め小沢氏が自民党との大連立合意との最初のニュースに接した時の最初の感想は、「そんな馬鹿な、何のための二大政党制か。選挙の時どう棲み分けるのか。」との疑問でした。おそらくこの感想は二大政党制を信奉する大多数の国民感情ではないかと思われます。

○しかしこれは政治の素人の感想のようです。政治のプロは、小沢氏の大連立構想は、「大連立に参画することで民主党にも政権担当能力があることを証明し、その後、2大政党時代に向かっての一大決戦に臨む(花岡信昭氏)」ことにあると直ぐに読んでいたようです。小沢氏との大連立により、自民党は「危うく庇(ひさし)を貸して母屋を取られるところだった。(渡部亮次郎氏)」との評価もあります。

○衆参のねじれ状況で法案が殆ど成立せず政治が膠着状態が続くのでは何のための政治かと、それよりは、大連立を組み、与党自民党とがっぷり四つで「政策協議を続ければ、参院多数をテコに民主党の主張の数々を政府与党に呑ませることができ、さすが民主党と国民をさらに寄せ付ける事ができ、」次の衆院選での民主党勝利は間違いないと確信しての大連立構想であったところ、「役員会がああなるとは思わなかった」小沢氏の弁の通りの反対論一色で頓挫してしまいました。

○言われてみると、大連立を組んで若手・中堅の民主党議員にも大臣となるチャンスを与え、例えば自民・社さ連立政権の時の菅直人氏のような役所への大なたふるいをして国民の拍手喝采を受ければ、民主党もやるな、政権と取らせても大丈夫ではとの信頼を受けるかも知れません。

○小沢氏は「みんながダメだというから止めた」(にすぎない)と発言し、民主党内に容認論が出てくれば、再び大連立を含めた自民党との連携を模索すると「選択」では解説されています。衆参ねじれのために膠着した政治状況を続けるよりは、連立まで行くかどうかは別にしても、自民・民主の政策協議を継続して合意できる点は合意して法案成立を初めとする政治の前進を図ることは必要でしょう。
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