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イソウロウ(勤務)弁護士給料は下降中

平成18年 9月 9日:初稿
○勤務弁護士のことをイソウロウ弁護士略してイソ弁と言いますが、岡口裁判官ブログのボツネタ平成18年9月8日版に「従前はイソ弁の年俸は,『600万円が基準だったが,今は下がっている』そうです。600万以下が『すごく出てきた』そうです。『月収30万』というところも出ているようです。」との記事が載っていました。

○この記事について『既に59期の段階で、月収30万ボーナスなしと言う提示が少なからぬ事務所でなされています。東京でも一般民事の事務所では年俸400万程度のオファーが増えてきています。就職活動中に集めた情報だと中規模の事務所でも年俸500万程度の事務所も増えてきているようで、今後3000人時代になると求人のかなりの部分は年俸500万以下、しかも就職浪人が毎年800人程度発生することになりそうです。』とのコメントがあり、いや、そんなに安くなっていないとの反論コメントも出ていました。

○私自身も59期修習生の例でボーナス無しの月額30万円という話しは聞いたことがありますが、昭和55年4月、32期の私が仙台のN法律事務所に勤務したときの給料は月額20万円にボーナス5ヶ月で年収にして340万円だったと記憶しています。当時のイソ弁の給料としては標準的な金額でした。

○もしボーナス無しの月額30万円の給料が本当の話とすれば年収360万円で昭和55年当時の給料とさほど差がありません。私の記憶では10年以上前からイソ弁の年収は標準額は600万円程度と聞いていましたから半分近く下がったことになります。

○平成18年秋に仙台弁護士会に加入する司法修習59期の新人弁護士は18名も居ると言うことで驚きの目で見られています。と言うのはそれまで仙台弁護士会新規加入者は多い年でも8名でここ5年間の新規加入者の平均は5名足らずだったからです。

○それが平成18年は一気に18名に増加したのは司法修習生の就職懇願活動にほだされやむなくイソ弁を採用された方も多かったからとも聞いています。実際、採用された方からどうしてもと懇願され採用したものの事務員を○名も抱え事件も先細りでどうやって給料を支払うか今から頭が痛いと言う話しも聞いたことがあります。私の事務所でも採用希望の話しはありましたが、「事務所拡大志向全くなし」と話して丁重にお断り申し上げてきました。

○イソ弁の給料額は需要と供給のバランスで決まるものであり需要がないところに供給だけ増えれば供給対価が低くなるのは自然のことです。ボツネタコメントには、法曹人口増大策に荷担した歴代日弁連会長への怨み節と思えるものもありましたが、「一LS生 『私からみれば、新人の段階で600万円ももらえる現行の相場がむしろ驚異でした。入口の間口が広がる以上、給料が下落するのは仕方がありません。むしろ、まだ司法修習期間中に給料が出るだけありがたいです。とにかく、今はまず合格していることを祈ります(-人-)なむなむ。』」と言うコメントがまっとうなものと感じた次第です。
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