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木村建設東京支店長への質問にいらだち

平成17年12月15日:初稿
○平成17年12月14日午後10時からのNHKニュース10でマンション等耐震強度偽装問題の証人喚問の様子が30分以上放映されました。この問題では姉歯元建築士の偽装構造計算書作成が如何なる経緯で行われ何処に責任があるかが最大の争点です。

○偽装構造計算書作成の経緯について姉歯氏は元木村建設東京支店長から鉄筋の量を減らせと指示され、何度もこれ以上は無理と答えたが、元支店長から減らせないなら設計事務所を変えると言われ、生活のためやむを得ず無理な即ち違法な偽装構造計算書を作成したと説明していました。

○姉歯氏の主張は、元木村建設東京支店長の圧力で違法な偽装構造計算書作成に至ったとの主張ですが、これに対し元支店長は鉄筋の量を減らせと指示したことは認めるもそれはあくまで法令の範囲内で減らせと言ったに過ぎず法令に違反してまで減らせと言ったつもりはないと違法性の認識を強く否認しました。

○姉歯氏は兎も角、元支店長は証人尋問に当たって弁護士と詳細且つ長時間の打ち合わせをして臨んだものと思われます。結果として木村建設の建築工事について違法な偽装構造計算書が作成されそれに基づき工事が遂行されたわけですから、その責任者の元支店長が責任を免れるためには違法性の認識が無かったという点を強調するしかありません。

○元支店長の違法性の認識については姉歯氏との構造計算書作成に当たっての遣り取りが極めて重要です。姉歯氏の証言の「これ以上できない」が一番のポイントで、元支店長に対し「鉄筋量を減らせ言った際、姉歯氏はどのように答えたか」と言う点を根掘り葉掘り聞くべきでした。

○平成17年12月14日午後10時からのNHKニュース10で放映された部分を見る限りこの点についての追求が殆ど見られませんでした。元支店長は鉄筋の量を減らせと指示したことは認めているわけですから、この指示に対し姉歯氏が「これ以上できない」と答えた事実があったのかどうかをしつこく確認すべきと思ったのにこの点が放映部分では見られず、イライラしました。

○元支店長は証言について入念な打ち合わせとリハーサルをした上で臨んでいるはずですから「これ以上できない」と言われたことが無いかと質問されても、「ない」と答えるものと思われます。ここからが追求者の腕の見せ所で、それでは「何と答えたのか」と質問し、その答えに応じて根掘り葉掘り聞いていけば先ずボロが出ます。ここの遣り取りの正確な全文記録を見たいところです。
以上:1,017文字

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