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法的文章作成の集中力要請が重要

平成17年 9月13日:初稿
○更新情報です。
各種記録ロースクール日記に「2005年9月9日 『夏…?』」を追加しました。
全快の日記で「ロースクールは今『夏休み』!・・・のはずなんですが、さっぱり自分の時間が持てません。」と嘆いていたMさんにもようやく束の間の夏休みが訪れたようです。

○今回のMさんの日記の中に「限られた時間の中で、いかに集中して法的問題点を拾い出し、端的に論じることができるか。それを少しでも身に付けるためには、基本的な知識を定着させ、法的思考に慣れること、短時間の追い込まれた時間での集中作業に慣れること、ですね。」と記載していますが、この集中作業が重要です。

○弁護士の仕事はお客様の法的問題点を文章化することが大きいな割合を占めます。弁護士の仕事としては、法廷での弁論や和解期日での裁判官に対する説得術、示談交渉における相手方に対する交渉能力等パフォーマンス能力も重要ですが、基本は事実を法に当てはめ、依頼者の方に有利に構成する法的思考力であり、これは文章化できて初めて実戦力になります。

○お客様即ち依頼者の主張の文章化は、通知書等の一般文書から裁判所に訴える訴状まで段階がありますが、私も10数年前まではお客様から事情を聞いてメモを取り、お客様がお帰りになってからそのメモに基づき必要な文献等を当たってじっくり検討して作っていました。

○しかし、このやり方ではお客様がお帰りになった後に聞き落とした点を更に電話等で確認するなどして、無駄が多く時間がかかるため、10年数前から、可能な限りお客様の面前で、お客様が事務所におられる間に作り上げることを心がけています。

○そのためお客様用パソコンディスプレイを用意してお客様に文章作成過程を見て頂き内容を確認しながら文章を作っていき、ある程度出来上がった段階でプリントして、その場でお客様に検討して頂き、簡単な通知書等であればその場でFAXモデムを利用して相手方に送付し、裁判文書等慎重な検討が必要な文書はお客様に持ち帰りいただき翌日までに訂正点等をご連絡頂き、お客様のご了解をえた上で完成提出します。

文書をお客様の面前で事務所におられる間に作ることを原則とする最大の成果は「集中」訓練が出来ることです。お客様のお言葉・ご説明を短時間の間に法的文章にするには、相当の集中と慣れが必要ですが、習うより慣れろでこれを習慣とすると出来るようになり、集中した結果、文章作成時間も従前のメモ取り後作成方式の数分の1に短縮できます。

○更に依頼後速やかに目の前で出来上がる文章にお客様の仕事を依頼した満足感も得て頂けるではと思っております。

以上:1,073文字

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