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行列が出来る程の事件処理は不可能?

平成17年 6月 3日:初稿
○昔から商売繁盛のコツは「巧い、速い、安い」に尽きると言われていました。
しかしサービス業としての弁護士業務の繁盛のコツは「巧い、速い、安い」に尽きないように思います。それは「巧い、速い、安い」を実践したからと言って必ず繁盛するとは限らず又これを全て実践しなくても繁盛している事務所があるからです。

○費用が相当高いと言う噂で実際の例を聞いてもビックリするほど高い報酬を取っているにも拘わらず顧客を沢山抱えている事務所もあります。又いつも法学・判例研究に励み高度な弁護士技術を持っており、且つ費用も安いのに余り商売繁盛には見えない事務所もあります。

○私の周りを見ても、繁盛している事務所の弁護士は、「巧い、速い、安い」だけではなく、顧客の気持ちを掴む技術に長けているように思えます。
顧客が「この弁護士はホントに私の事を良く考えてくれる」と思ってくれるようなサービスを提供する弁護士が最終的の多くの顧客を抱えているように思います。

○そのためにはその顧客の気持ち-弁護士に何を求め、何を考えているか-を良く見極めなければならず、そのためには一定時間その顧客と「直接」接して話を聞き、質疑応答しなければなりません。
「行列が出来る法律事務所」大繁盛の法律事務所になり、大量事件処理が必要になった場合、果たして弁護士はそのような時間が取れるか疑問です。

○私は離婚等男女問題事件が好きで現在も10件以上抱えていますが、この種の事件は、私自身が一定時間をかけてじっくり当事者の話を聞く必要があり、大量処理には馴染まず、「行列が出来る」程事件が来ても、到底、こなすことが出来ません。

○離婚事件に限らず弁護士業務においては「行列が出来る」程事件を集めても、お客様に納得頂けるサービス提供は難しい種類の事件が多くあります。要するに一つ一つの事件に様々な顔があり、定型化・類型化による画一的サービス提供に馴染まない業務が多いのです。

○私自身は「行列が出来る」程繁盛してもお客様から「この弁護士に依頼して良かった」と思って頂ける自信がなく、さほど繁盛しなくても細々と食べることが出来ればよいとの考えでやっていこうと思っております。


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