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法科大学院(ロースクール)の問題点

平成16年11月10日:初稿 平成17年 5月15日:更新
○更新情報です。
久しぶりに各種記録のロースクール日記2日分「芋煮会」、「ロースクール唯一の楽しみ」を追加しました。

ロースクール日記を書いている女性は、東北大法学部4年次から私の事務所でアルバイトをしていましたが、今年の春、東北大学法科大学院(ロースクール)第1期生に合格しました。

当初、法科大学院入学のためには少なくとも現行司法試験の択一試験合格のレベルに達する学力が必要と言われていました。
と言うのは全国に設立予定法科大学院の定員が5000名程度と言われ、司法試験第二次試験出願者数・合格者数等の推移を見ると法科大学院構想が出来た平成10年以降の択一試験合格者数が6000人程度だったからです。

しかし、実際は択一試験合格レベルとは関係なく法科大学院合否が決まったようです。

文部科学省の発表によると次の通り約6000名が法科大学院に合格しております。
今春開校した法科大学院の入学者は計5767人。その内の48.4%にあたる2792人が「社会人」であることが分かった。今春開校した法科大学院は国立20、公立2、私立46の計68校で、入学定員は計5950人。志願者数は延べ7万2800人で、平均倍率は13.0、最高は30.6倍、最低は4.1倍であった。「社会人」の定義は大学によって異なるが、いわゆる「司法試験浪人」も少なからず含まれているとみられる。

法科大学院試験も法律科目より一般科目重視で、択一試験合格レベルの法律学力が無い学生も相当数合格したようで、当事務所アルバイト学生もその一人です。

ロースクール唯一の楽しみ」によるとその苦労ぶりが偲ばれます。
現在、当事務所でアルバイトをしながら法科大学院を目指している東北大学法学部の4年生は、法科大学院試験科目が漠然としているため、一体何を勉強したらよいのか判らないと嘆いています。

法律学力無く合格させて大学で苦労させる法科大学院制度が合理的とは到底思えません。
当事務所アルバイト学生に関しては大変頑張りやさんなので追い付き追い越し、晴れて新司法試験合格第1期生になると確信しておりますが。

以上:870文字

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