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久しぶりに九士会平成29年5月例会報告

平成29年 5月18日(木):初稿
○「久しぶりに九士会平成26年7月例会開催報告」以来、3年ぶりに九士会例会の開催報告です。
九士会は、平成7年に七士会としてスタートして、翌平成8年に九士会となり、以降、途中の平成20年、21年は「休止会」となるも、平成22年から「九士会」として復活して、毎年、奇数月の第二水曜日開催を原則として、当事務所のツルカメ第一スタジオを会場として開催しています。途中休みはありましたが、殆ど変わらぬメンバーで22年継続しています。

○会員は11名居ますが、入れ替わりで毎回7,8名で開催されるのが通例になっており、平成29年5月17日開催例会はやや少なく6名の参加でした。ここ数年、例会は、2名の報告担当者だけを事前に決めておいて、報告者が自分が興味あるテーマで報告します。

○平成29年5月例会の報告者は、嶋津重建築士、佐々木清市司法書士の担当で、嶋津氏は「日本の住宅環境とマンションに関する考察」、佐々木司法書士は「無戸籍者」の各テーマで報告頂きました。

○先ず佐々木司法書士報告「無戸籍者」、概要、以下の通りです。
・戸籍とは人の出生から死亡に至るまでの親族関係を登録公証するもので、人が特定の国の構成員であるための資格である国籍とは異なります。戸籍制度を実質機能させているのは日本だけとのこと
・無戸籍者は法務省調査では665人だけだが、民間調査では1万人以上との報告もある
・無戸籍者が生じる最大の原因は民法第772条嫡出の推定規定で前夫の子と戸籍に記載されるのを嫌って出生届をしないこと
・その他の原因としては、貧困・DV、親の無戸籍、出生証明書未入手、親の信条・宗教観等
・無戸籍の不利益は、日本人としての行政サービスを受けられないこと
・無戸籍者を有戸籍者にする方法
 今後の課題


○次に嶋津建築士の「日本の住宅環境とマンションに関する考察」概要です。
平成27年国勢調査で大正9年調査以来初の人口減少が確認、平成22年に比較して約95万人減少
・日本の人口は世界で10番目だが、平成22~27年の人口増減率は、上位20カ国の中で唯一減少、中国2.6%増、インド6.5%増、アメリカ3.8%増、日本0.7%減
・日本の地域別では、平成22年以降東京圏・沖縄は増加しているが、その他は殆どが減少中
・新築マンション着工数推移は平成21年激減、26年微減、超高層マンション(36階以上)割合は首都圏で激増中



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