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各種画像検査の基礎

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平成22年 4月 1日:初稿
○交通事故事件で特に後遺障害の存否、程度等が争いになる場合の必需品にX-P画像写真を初めとする画像所見です。その画像による撮影対象、分析できること等の備忘録です。

X線撮影
エックス線を目的の物質に照射し、透過したエックス線を写真乾板・写真フィルム・イメージングプレートなどの検出器で可視化することで、内部の様子を知る画像検査法の一種
レントゲン撮影または単にレントゲンとも呼ぶ。医療従事者は X‐ray Photograph を略して X-P ともいう。

レントゲンは骨病変の診断に最も有効であり、2004年現在でも骨折の診断には最も有用な検査方法のひとつである。特に頭部・頚部や四肢の骨折で有用性が高い。

X線撮影に比べMRI、CTのほうが画像の有用性が高い場合もあるが、X線撮影は簡便性や経済性に優れており、現在でも検診など大部分の診療施設で用いられている。



CT撮影
コンピュータ断層撮影(コンピュータだんそうさつえい、Computed Tomography, CT, シーティー)は放射線などを利用して物体を走査しコンピュータを用いて処理することで、物体の内部画像を構成する技術
骨疾患や肺疾患、あるいは出血などの救急疾患の場合には、MRIよりもCTが有用

「断層撮影」の名前のとおり、本来は物体の(輪切りなどの)断面画像を得る技術であるが、これらの検査技術は単に断面画像として用いられるのみでなく、画像処理技術向上によって3次元グラフィックスとして表示されることも多く、必ずしも「断面」に限定して用いる検査方法ではなくなってきている。

磁気を使用しないので金属(心臓ペースメーカー等)使用者にも施行可能(ただしペースメーカーについては副作用の欄も参照)
アーティファクト(画像の乱れ)が少なく、広範囲の撮影が可能
出血巣、骨、肺の内部構造などが明確に描出される




MRI撮影
核磁気共鳴画像法(かくじききょうめいがぞうほう、英語: magnetic resonance imaging, MRI)とは、核磁気共鳴 (nuclear magnetic resonance, NMR) 現象を利用して生体内の内部の情報を画像にする方法
断層画像という点ではX線CTと一見よく似た画像が得られるが、CTとは全く異なる物質の物理的性質に着目した撮影法であるゆえに、CTで得られない情報が多く得られる。

脳腫瘍や子宮・卵巣・筋肉の疾患においては、MRIの軟部組織分解能が威力を発揮

生体を構成する組織の種類による、画像のコントラストが、CTよりも高い。
造影剤を用いなくとも血管画像が撮影できる(MRアンジオグラフィー)。
骨で囲まれたトルコ鞍や脳底の病変はCTよりもMRIが描出に優れる。
軟骨や筋肉、靭帯などの軟部組織は一般的にX線で評価できないため、腰椎椎間板ヘルニアや靭帯損傷、肉離れ、骨軟部腫瘍など、骨以外の運動器の異常の評価に有用である。






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