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12年ぶりバージョンアップ日本語データベースソフト桐10に全面切替

平成27年 3月25日(水):初稿
○平成26年10月28日初稿「12年ぶりバージョンアップ日本語データベースソフト桐10インストール」に「桐9と桐10を併存できると聞き、先ずノートPC」に桐10をインストールしたことを、平成26年11月12日初稿「人身傷害保険に関する平24年6月7日大阪高裁判決理由部分全文紹介1」に「 桐師匠【多遊】さんのご指導で桐HPBだけは、桐10で使用できるようになりました。」と、平成27年1月3日初稿「平成27年の目標整理概観等」に「平成27年からは事務処理全般に桐10を使用できるようにします。」と記述していました。

○12年ぶりバージョンアップ日本語データベースソフト桐10は、平成26年10月17日に発売され、当事務所には同年同月24日に到着し、遅くても11月初めまでに事務所で私が使用するデスクトップクライアントパソコンにインストールし、同年11月12日までにこのHPを作成する桐HPB使用だけには利用できるようにしていました。全て桐師匠【多遊】さんによる入念な準備があったからです。

○繰り返し記載していますが、当事務所の事務処理での文書作成業務は、メール以外は99%日本語データベースソフト桐によって行っています。その事務処理に必要なデータは、サーバードライブの「事務」と言うフォルダに90%収まっており、その容量はフォルダ数69、ファイル数5936,サイズは7Gで、殆どが桐関連ファイルです。

○これまでの桐9で使用するファイル名は、拡張子が、TBL(表)、WFM(フォーム)、RPT(レポート)、CMD(一括処理)、KEV(イベント処理)等でした。これが桐10になると、TBX(表)、WFX(フォーム)、RPX(レポート)、CMX(一括処理)、KEX(イベント処理)と最後の文字がXで統一されました。桐師匠【多遊】さんの話では、Xは桐10の「10」を意味するとのことです。

○桐はリレーショナルデータベースシステムですから、一つの桐ファイルで多数の別な桐関連ファイルを連結して使用するため、表引き、コマンドボタン、プログラム記述部分に多数の連結使用するファイル名が記載されています。桐10で使用するには、単に桐9形式ファイルを桐10形式にコンバートするだけでなく、原則として、これらの連結使用ファイルのファイル名を、上記の通り3番目の拡張子を「X」に書き換えなければなりません。

○上記の通り、事務処理に必要なフォルダ「事務」には膨大な数の桐関連ファイルがあります。桐9形式ファイルを桐10形式ファイルに変換するには、フォルダ毎に「ツール→桐コンバータ」で行います。これによってフォルダ内の桐ファイルは、桐9形式から桐10形式ファイルに変換され、ファイル名も拡張子最終文字が「X」に書き換えられます。

○しかし、形式が変換され、ファイル名拡張子が書き換えられても、各ファイル内に記述された連結するためのファイル名までは書き換えられません。その書き換えは原則として各ファイル毎に行います。「事務」フォルダ内の数千個の桐ファイルについて全て手作業で行うには、膨大な手間暇がかかります。そこで桐師匠【多遊】さんは、これらの書換作業を行うためのプログラムを作成し、自動化しました。

○以上の通り、桐師匠【多遊】さんに桐9から桐10へのバージョンアップ利用のための入念なご準備をして頂き、事務員達が使用する全クライアントパソコンに桐10をインストールして、平成27年3月18日を期して一気に桐10使用に切り替えました。新しい事務処理必要桐関連データは「事務N」との名称のフォルダにして、念のため桐9データは従前の「事務」フォルダに残しています。

○桐10を利用しての、桐使用は、データが全てサーバー上にあり、且つ、その量が膨大なため「開く」作業が、桐9時代よりズッと時間がかかるなど、不都合が結構あります。しかし、折角の大幅バージョンアップ版ですから、時間をかけて慣れ親しむ努力を継続するしかありません。
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