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複合レポート作成ポイント復習

平成17年 2月24日(木):初稿 平成17年 5月15日(日):更新
○昨日に引き続き仙台桐研2月例会復習で今日は複合レポートです(桐初中級者向け)。
私のやり方が正しいかどうか自信はありませんが、私はメインサブフォームに対応するレポートとして複合レポートを利用しています。

○先ずメインサブフォームの場合の、メインフォーム編集対象表に対応するメインの印刷対象表を複合レポートのファイル属性のリンク表タブで指定します。新破産申立書の場合、破産手続等.tblがこれに当たります。
リンク表タブでは原則として、非印字強制改行文字を指定し、表編集の状態を継承と表操作を有効にするをチェックし、その上でメイン印刷対象表の必要なオブジェクトを配置します。

○その後、メインサブフォームのサブフォーム編集対象表の印刷に必要な領域を見た目より広く取った単票オブジェクトで配置します。広めに取るのは、印刷項目が多いと入りきれなくなるからです。
新破産申立書の場合、破産免責報告.tblと破産手続意見.tblがこれに当たり、各単票オブジェクトのオブジェクトの属性対象表タブでこれらを指定します。

○サブフォームに対応する各単票オブジェクトで重要なことはオブジェクトの属性対象表タブでのリンクの設定です。これはサブフォームのオブジェクトの属性サブフォームタブのグループ値リストに対応するものでここに指定した項目を経由して、破産手続等.tbl、破産免責報告.tblと破産手続意見.tblがリンクして印刷されます。
私のシステムではこの項目は[事件ID]です。

○そして各単票オブジェクトの必要な各オブジェクトを整形した上で、単票オブジェクト全体の大きさを必要範囲に調整し、裁判所が指定した印刷書式に限りなく近づけます。

以上のメインサブフォーム、複合レポート何れも慣れていない方には大変な作業に感じますが、一旦作り上げるた後は、[事件ID]の入力だけで
一度入力したデータは二度と入力しない
ことを実現でき、大いなる作業の省力化を実現出来ます。


○明日は、債権者一覧表印刷のための一覧表レポートを解説します。
仙台桐研最優秀会員のSさんが、難航していた設定を見事に素晴らしいアイデアで解決してくれましたのでこれを報告します。

以上:897文字

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