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「受動喫煙防止」は政治家の責務-塩崎恭久厚生労働大臣頑張れ!3

平成29年 6月16日:初稿
○「「受動喫煙防止」は政治家の責務-塩崎恭久厚生労働大臣頑張れ!2」を続けます。
「受動喫煙防止」は政治家の責務-塩崎恭久厚生労働大臣頑張れ!」で、塩崎恭久厚生労働大臣の「守ろうとしているのは、こういう命であり、こういう声。お金の話なら最後は足して二で割る政治のやり方もある。だが、事は国民の健康に直結する問題なので、そうはいかない。政治家には時代の要請に応える責務がある。」との言葉を紹介し、「塩崎大臣のおいては、『最終的には原則屋内禁煙とすることで譲りませんでした。』との信念を最後まで貫き、是非とも、当初厚労省案通りの『受動喫煙防止法』を成立させるべく頑張って頂きたいところです。」と記載していました。

○以下の報道によると、塩崎厚労相は、正に足して二で割る自民党案を断固として拒否し、結局、受動喫煙防止法案は、今国会での成立は断念となったようです。30㎡以下のバーやスナックだけを規制対象外とした厚労省案に対し、足して二で割る自民党案は、150㎡以下の飲食店を規制対象外にしました。これによると大半の飲食店は規制対象外になるとのことです。

○こんな中途半端な受動喫煙防止法なら、成立しなくて結構と塩崎厚労相は腹をくくったものと思われます。カナダ・イギリス・ブラジル・アメリカ・ロシア・中国まで屋内・公共交通機関まで全面禁煙を実現しています。屋内喫煙でも最も迷惑な喫煙は飲食店での喫煙であり、私が最も必要と思うのは、飲食店での喫煙全面禁止です。それが足して二で割る自民党案では、殆どの飲食店が、従前と変わらず喫煙可となり、受動喫煙防止法の意味がなくなります。

○以下の記事を見ると塩崎厚労相のクビを切れと意見もあるようですが、ここは安倍首相に踏ん張って貰い、塩崎厚労相を立てて次期国会では是非とも厚労省当初案で受動喫煙防止法案を成立させて貰いたいものです。

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受動喫煙防止法案、今国会の成立断念 自民政調と塩崎恭久厚労相の信頼崩壊 迷走重ねた調整
2017.6.6 21:59産経ニュース


今国会での成立が見送りとなった受動喫煙の防止対策強化を盛り込んだ健康増進法改正案。自民党政務調査会は規制推進派と慎重派の双方を説得し、妥協案をまとめたが、最終段階で塩崎恭久厚生労働相が拒否したことで、調整は行き詰まった。塩崎氏のかたくなな姿勢が法案成立を阻んだとの見方が党内では強い。党政調会と塩崎氏の信頼関係は崩れ、修復は厳しい状況だ。  (坂井広志)

「塩崎氏が自民党案に乗ってこないから全てがストップしている」

 5月30日に国会内で行われた慎重派の自民党たばこ議員連盟の臨時総会。野田毅会長はそう経緯を説明し、会合後、記者団に「大臣は法案を潰したいのかね。禁煙原理主義に付き合ったらろくなことがない」と塩崎氏をこき下ろした。
 党政調会と塩崎氏は飲食店の対応をめぐり終始対立した。厚労省案では「食堂、ラーメン店」「居酒屋」などと分類した上で原則禁煙とし、喫煙専用室の設置を容認。30平方メートル以下のバーやスナックなどを規制対象外とした。

 これに対し、茂木敏充政調会長、田村憲久政調会長代理、渡嘉敷奈緒美厚労部会長らが自民党案をまとめたのは5月上旬。自民党案では中小の飲食店の影響を指摘する声が強いことにも配慮。業態による分類はせず、「飲食店」としてひとくくりにした上で、神奈川、兵庫両県の条例に準じ、客室面積は100平方メートル以下、厨房(ちゅうぼう)は50平方メートル以下の計150平方メートル以下を規制対象外にした。

 厚労省案に比べ規制が緩んだ形となったが、規制強化を訴えていた党受動喫煙防止議連の山東昭子会長らも譲歩し、自民党案を受け入れた。現状より受動喫煙の実態が改善に向かうことを優先したからだった。
 規制推進派から事前に理解を取り付けた以上、塩崎氏もすんなり自民党案をのむだろう-。自民党の厚労部会関係者らがそう踏む中、茂木、塩崎両氏による「トップ会談」が5月24日、都内で行われた。

 しかし、予想に反して塩崎氏の回答は「厚労省案じゃないとダメだ」の一点張りだった。同席した田村氏は渡嘉敷氏に電話をかけ、「決裂した。塩崎氏は1ミリも寄ってこなかった」と伝達。翌25日に厚労部会を開く予定でいた渡嘉敷氏は周囲にこうつぶやいた。
 「異常事態だ。まさかの大臣の抵抗だ」

 もっとも、塩崎氏の抵抗はこのときに始まったわけではない。塩崎氏も出席した5月15日の厚労部会では、厚労省案を支持する声が相次いだ。これまでの部会では厚労省案に対しては反対論ばかりが目立っていたが、このときばかりは様子が違った。
 「塩崎氏が巻き返しの工作をしたな…」。政調幹部はそう漏らした。結局部会では、執行部への「一任」も取り付けることができず、田村氏は会合後、塩崎氏にかみついた。

 「党の政調が頑張ってまとめようとしているのに、大臣が壊そうという形で動くのは筋が違う。どういうことなんですか!」
 しかし、塩崎氏から返ってきたのはちゃぶ台返しの提案だった。「きょうからキックオフでいいじゃないか。プロジェクトチームでも開いて、もっと広く議論すべきじゃないのか」

 憤然とした田村氏は「話にならない」と席を立った。
 こうした塩崎氏の態度は安倍晋三首相の耳にも届いていた。首相は5月23日、衆院本会議場の自席で、茂木、田村、渡嘉敷の3氏を前に、首相の隣の塩崎氏の机をさすりながら「問題はこの人だね。任せるから今国会での成立をよろしく」と励ました。
しかし、塩崎氏が今月1日に田村氏に提示した妥協案は、実施までの猶予期間を延ばすものの、内容は厚労省案のままだった。

 政調幹部は「党側がのめない妥協案をこの時期に出すのは、厚労省も汗をかいていることを示すアリバイ作りでしかない」と憤る。
 この法案をめぐって、党と塩崎氏の信頼関係は完全に崩壊した。法案を提出し、成立させるには「まず人事で関係者を変えて協議し直すしか手立てがないかもしれない」(閣僚経験者)と指摘する声もある。


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