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澤田誠氏著”なぜ名前だけがでてこないのか”紹介

平成29年 1月19日:初稿
○「65歳を過ぎても脳機能は20代-その実現方法は極度のストレス負荷?」の続きで、記憶に関する話しを続けます。
「人の名前が出てこなくなったら読む本」を購入したと思っていたら、実は、購入していなかったと記載していましたが、購入した書籍は、実は、「脳を鍛えるならインプットよりアウトプットのほうが大切だった!記憶の正しい『引き出し方』に着目した一冊」というキャッチフレーズの名古屋大学情報医学研究所所長澤田誠氏著「なぜ名前だけがでてこないのか」でした(^^;)

○1年ほど前に購入して100数十冊ある健康本の中に埋もれているのを発見して、早速、一部読んでみました。実を言うと全くの積ん読でした。「人の名前が思い出せなくなるのは、決して認知症の初期症状ではない」、「名前だけが思い出せないのは、単に加齢によって脳の情報を引き出す仕組みに不具合が生じているだけで、当たり前に起こること」という記述に勇気づけられました(^^;)。

以下、同著作の備忘録です。

・マインド・セットとは自然界で生き残るために必要な様々な知識の蓄積、、マインドセットは環境に合わせて書き換えることで環境の変化に対応
・マインド・セットを書き換えるような経験の記憶を「エピソード記憶(出来事記憶)」と呼ぶ、エピソード記憶は情動を動かし強く記憶される

・文明の発達により、それまでは生き残るのに必要とは思えない知識の記憶が必要になる、代表格は学生時代に習った数学の公式・歴史年号・英単語・漢字等で「意味記憶」と呼ばれる
 試験に合格するために必要とされる意味記憶の殆どは文明が築かれる以前であれば、生き残るために必要な情報ではなかった、EX.数学の公式で食料を見つけることはできず、歴史年号を覚えても外的襲来から身を守ることはできない

・長期記憶には次の3種
①意味記憶-化学式や記号、言葉の意味や数式など一般的に知識と呼ばれるもの
②手続記憶-スポーツや自転車の乗り方など、身体で覚えた運動能力
③エピソード記憶-経験や出来事など個人の思い出に関するもの

・人の名前は「意味記憶」-情動を動かすことがないため覚えにくく忘れやすい特徴がある

・人の名前が思い出せなくなるのは、決して認知症の初期症状ではない
・記憶は「覚える力(記銘)」と「引き出す力(想起)」から成り立つが、加齢によって「覚える力(記銘)」はそれほど低下しないが、「引き出す力(想起)」は低下する

・その人の顔が目に浮かび、その人との体験も良く覚えているのに名前だけが出てこないのは、「引き出す力(想起)」が低下したためで、記憶した名前が脳から消えたわけではない
・記憶の引き出しには海馬で行われる情報に付けるインデックスのような機能(「記憶の紐付け」)が重要だが、その働きは加齢で弱まる
・名前だけが思い出せないのは、単に加齢によって脳の情報を引き出す仕組みに不具合が生じているだけで、当たり前に起こること

・名前の記憶は紐づけが弱くなりやすい

・EX.
「田中一郎」
学生時代の友人、野球部仲間、一緒に練習、時々クラスでいじめられた、家に遊びに行ったときのお姉さんが美人だった等々は「エピソード記憶」として良く覚えている
「田中一郎」という名前自体は、「意味記憶」-学校を卒業して長く会わないと「エピソード記憶」は思い出せても「意味記憶」は思い出しにくくなる
以上:1,374文字

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