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アナログヘッドホンとデジタルヘッドホン聴き比べ中-難聴者配慮なし

平成27年 6月22日:初稿
○幼児時代から高校時代まで繰り返し続いた右耳慢性中耳炎、左耳滲出性中耳炎の結果、難聴者となった私は、51歳の時、両耳とも聴力損失度70dbを超えて、高度難聴に分類されて第6級身体障害手帳を申請・交付されました。「何と私は自賠責身体障害では第6級で労働能力7割喪失」記載の通り、自賠責保険後遺障害等級は第6級の立派な身体障害者です(^^;)。

○ただし、最近はマッケンジー体操のお陰で、腰痛はさほどひどくなくなり、腰痛での自賠責後遺障害第12級は認定されないはずで、聴力損失だけの自賠責後遺障害レベルは、第7級第2号「両耳の聴力が40センチメートル以上の距離では普通の話し声を解することができない程度になったもの」に該当します。

○「両耳の聴力が40センチメートル以上の距離では普通の話し声を解することができない程度になったもの」とされていますが、実際、補聴器なしでは、耳元近くで且つ大きな声でないと、相手の何を話しているのか判りません。従って、業務等相手とのコミュニケーションが必要な場面では、補聴器が必須です。

○しかし、この補聴器、人間の耳のように要らない音をカットして、聴きたい音だけを聴く機能はなく、要らない音もガンガン入ってきて、長時間使用していると大変疲れます。業務が終了し、或いは、起案等1人で居るときは、できるだけ補聴器を外しています。そして補聴器を外すとそれまでの世間の喧噪がなくなり、ホッとします。この補聴器を外したときの心地よい感覚は、難聴者になって補聴器を使用する経験がない健聴者には決して判りません。

○補聴器は難聴者にとっては、普通の人並みの活動をするための必需品ですが、音を出すスピーカー部分を耳の奥に差し込み、要らない音までガンガン入れてくれるため、長時間使用は大変厳しいものです。そこで私の場合はTV等を鑑賞するときは、できるだけヘッドホンを使用するようにしています。これまではアナログヘッドホンでしたが、最近はデジタルヘッドホンしか販売されなくなったとのことで、「アナログヘッドホンとデジタルヘッドホン聴き比べ中-音量が重要」の記載になりました。

○いつも思うのですが、一般に販売されているコードレスヘッドホンは、難聴者の存在を全く考慮していません。私は、左耳が80db近く、右耳が70db前半の難聴者ですが、このレベルでも一般に販売されているコードレスヘッドホンは、音量レベルを最大にしてようやく聴き取れる音になります。おそらく両耳とも80db以上に難聴が進んだ場合、使い物になりません。コードレスヘッドホンは、補聴器と違ってスピーカー部分が耳穴奥に入らないため、補聴器のような苦痛はありません。勿論、長時間使用は疲れますが、音を直接自分の耳で聴くことができるのが最大の利点です。

○私のような高度難聴者にとってコードレスヘッドホンは、補聴器と同様に大変有り難いものですが、音量レベルが健聴者を対象にして、難聴者の存在を考慮しないで設計されています。私が定宿としている赤坂エクセルホテル東急でもそうですが、ホテル等でもTVの音が一般のTVより大きくならないようカットされているところが多くあります。私の場合、ホテル等ではスピーカーから音は出さず、イヤホンでしか聴きません。ところがホテルのTVは、難聴者がイヤホンで聴くには音が小さいレベルでカットされています。要するに音量が必要な難聴者の存在を全く考慮していません。

○「障害者」を「障がい者」なんて記述する全く形式的で、はた迷惑・無益・無神経な配慮より、難聴という障害には、何より音量が重要という点についての配慮してくれる社会が出現して欲しいのですが、日本社会はこの点全く遅れたままで悔しいところです。
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