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難聴という身体障害者の存在割合について

平成23年 7月 6日:初稿
○「みやぎ難聴協平成23年定期総会に参加して」の続きです。
私は、幼児時代から25歳まで患っていた中耳炎のため徐々に両耳の難聴が進み、30代後半から補聴器を使用し、50歳の時、両耳聴力損失70db以上の聴覚障害による身体障害6級の認定を受け身体障害手帳を交付され、現在は補聴器がないと普通の会話は出来ない身体障害者で、この10年、この身体障害者を強調して、嫌な役目は一切引き受けないなど身体障害者であることを大いに触れ回ってきました(^^;)。

○他の方はいざ知らず,私は、身体障害者をわざわざ「障がい」なんて「害」を使わず「がい」と表現することは、馬鹿馬鹿しい限りと思っています。こんな要らぬ配慮の方が却って「障害者」に対する偏見で、迷惑千万です。「障害者」を「障がい者」なんて表現されると「障害者」の威厳がなくなります(^^)。身体障害とは、身体の故障で何らかの「被害」があることは間違いなく、私の場合は、中耳炎という病気の進行による聴力損失という被害であり、「害」であることに間違いありません。例えば「交通事故被害者」を、「交通事故被がい者」なんて表現すると、間延びして迫力がなくなります。原因が病気であろうと交通事故のような怪我であろうと、身体への「被害」の「害」に変わりなく、「害」を「がい」なんて表現されるのは迷惑この上ありません。

○難聴という被害は、結構、きついものですが、それは一見、健聴者と全く変わらないため、良く聴き取れず、何度も聞き返すと、何だ俺の言うことを良く聞いておらず、俺をバカにしているのかと言うような態度を取られることがあることです。私の場合は、直ぐに「耳が遠いものですから」とハッキリ弁解しますが、中には耳が遠いと言うことを告白することを恥と感じて、なかなか表現できず、そのため人との交流が嫌になり、引きこもってしまう方も多いと聞きます。

○「みやぎ難聴協平成23年定期総会に参加して」にネットで調べた情報ですが、日本補聴器販売店協会の発表では、日本全体の難聴者数は約2000万人で人口比率15%と記載しておりました。補聴器を売る立場の側の発表ですから、ちと大目に表現したのかも知れませんが、聴力損失度26~39dbの軽度難聴(会話が聞き取りにくかったり間違えることがある程度)、40~69dbの中度難聴(普通の会話がやっと聞き取れる程度)の方を含めるとそのくらいにはなるかも知れません。特に軽度難聴のレベルだと自分でも難聴と気づかない方も居ます。

○「きこえとことばの発達情報室」の「難聴の程度の分類について」によると
難聴はひじょうに個人差が大きく、「きこえ」の度合い・種類等々その人によってさまざまな症状がある、
聴力検査で客観的に相当なレベルの難聴だと診断しても、ご本人はさほど不便を感じておられない場合もあり、逆に軽度の難聴だと診断しても、ご本人は非常に不自由に感じておられる場合もある、
客観的な基準が必要だが、現状では統一された難聴の程度の分類はなく、さまざまな分類があり、難聴に関しては個人差が非常に大きく、統一された分類がない

とのことです。

○上記さまざまな分類には、
・日本医師会雑誌2000/3/15(第123巻・第6号)小寺一興帝京大医学部耳鼻咽喉科教授の論文「補聴器の適応と適合検査」の中での難聴の分類
・厚生省年金局障害等級調整問題研究会ではWHOでいう能力低下を一次能力の障害として分類
・文部省特殊児童判定の難聴の分類
・ISO(Internal Organization for Standardigation)国際標準化機構(R389-1970)を基準にした分類
・「WHO」の難聴分類
・ASA(Acoustical Society of America、「アメリカ音響学会」)の分類
・「事業所の労働者の定期健康診断における聴力検査」
・「学校健診」では
・「全国補聴器メーカー協会」「補聴器技能者のためのトレーニングマニュアル」中の分類
・「リオン、ソニー、日本補聴器販売、理研、HJH」補聴器メーカー5社難聴の分類
・「日常生活上での難聴の程度分類」
・「身体障害の等級」

等々があります。

なお、自賠法施行令別表後遺障害等級での聴覚障害分類は別コンテンツにまとめます。
以上:1,746文字

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