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新聞配達の思い出-肉体労働でのお金を稼ぐ大変さの認識

平成23年 2月21日:初稿
○久しぶりに新聞配達の話題です。
新聞配達の思い出-気仙沼市広野新聞店」記載の通り、私は中学3年4月から高校1年3月まで丸2年間だけですが、気仙沼市の広野新聞店に所属して、朝日新聞、三陸新報等の新聞配達アルバイトをしました。僅か2年間だけですが、この時の経験は、私のその後の人生にとって、良い意味で大きな影響を与えてくれました。平成23年2月12日還暦祝会出席のため久しぶりに郷里気仙沼に行きましたが、広野新聞店は私が勤めた45年前と同じ状態でそのまま残っていました。

○当初は毎朝午前5時30分までに、慣れてからは午前6時10分程前までに、新聞店に到着して、チラシ等を入れて1時間程度の時間を掛けて朝日新聞、三陸新報、日刊スポーツ、岩手日報等数種類の新聞合計100数十部を1時間前後の時間を掛けて配達して、午前7時15分過ぎに自宅に帰り、それから朝食を取り学校に出ました。

○気仙沼中学は自宅から徒歩15~20分程度でしたが、気仙沼高校までは徒歩50分もかかり、学校到着はいつも始業ギリギリの時刻でした。この新聞配達で得たものは、これまで記載したとおり、先ず健康維持の効用、次に大きな声での挨拶の重要性認識、そして早朝勉強の重要性認識等です。

○更に加えるとお金を稼ぐことの大変さの認識です。慣れない内は毎朝午前5時30分に自宅を出て帰宅するのが午前7時30分頃で2時間かかり、慣れてからも自宅を出て帰宅するまで毎朝1時間30分程度かかりましたが、この労働で得た賃金は月額1500円でした。この月額1500円を稼ぐのに、毎月30~31日間、毎朝2時間近くかけ、雨の日、風の日、雪の日、嵐の日も新聞を目的の場所に届けなければなりません。当時、時間給の認識など全くありませんでしたが、1500円を60時間で割ると時給僅か25円です。45時間で割っても僅か30円強です。

○当時、時給が25~30円との認識までは持ちませんでしたが、兎に角、月額1500円稼ぐための早朝の肉体労働は、お金を稼ぐことの大変さを身に染みて教えてくれました。逆に言えばお金の大切さを身に染みて教えてくれたのです。月額1500円でも当時の私としては大金で、大切なお金でした。中学3年の5月頃から、クラシックギターを学ぶため東京音楽アカデミーという通信教育を受講し、毎月楽譜とソノシートが送られてきました。この時の月謝が2000円でしたが、私にとっては大金で、到底、一人で支払うことが出来ません。そこで私の外3人の同士を募り、4人で500円ずつ分担し、この500円を新聞配達アルバイト料から支払いました。

○私は自分の新聞配達で得た貴重な体験、認識から、いまの子供達も小学校或いは中学校時代から新聞配達等の肉体労働アルバイトをさせるべきと思っております。私が新聞配達をしていた40数年前は、新聞配達というと子供達の仕事でした。しかし、近時、中学生位の子供達の新聞配達を見たことがありません。「新聞配達の思い出-児童・生徒の就労条件等」記載の通り、子供達の就労条件が厳しくなっていることもありますが、なにより、日本が豊かになったことが原因と思われます。貧しい発展途上国では小さな子供達も過酷な労働を強いられている現実があります。

○大学入学後、家庭教師や夏場の石油ストーブ分解掃除、郵便・電報配達、引っ越し手伝い等のアルバイトをしたことがありますが、特に家庭教師などは新聞配達に比べれば格段に割の良いアルバイトでその有り難みを実感しました。重い新聞を抱えて各戸に配達して歩く肉体労働である新聞配達により肉体労働でお金を稼ぐことの大変さを認識させることは人間にとって重要と確信しております。引き籠もり等でニートと呼ばれる若者が増えているとも聞きますが、新聞配達或いは牛乳配達等肉体労働をさせることで心根をたたき直してくれればと思う次第です。
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