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医学・健康常識を疑え-食生活が問題か

平成21年 2月28日(土):初稿
「医学・健康常識を疑え-石原結實医師著作集大成か」の続きです。
石原医師最新著作「医学・健康常識を疑え」の序文「はしがき」に現代人に病気が増加したデータとその原因が端的にまとめられています。

医療費の驚異的な増加
先ず日本では最近毎年33兆円の医療費を費やしているとのことです。平成17年国勢調査による10月1日現在の日本の総人口の確定数は,1億2776万人です。厚生労働省統計の平成17年国民医療費、国民一人当たり医療費及び対国民所得割合の年次推移を見ると確かに昭和49年は5兆3786億円だった医療費が、平成17年には33兆1289円と約30年で6倍以上に増えています。1人当たり医療費も昭和49年4万8600円が、平成17年25万9300円と5.3倍に増えています。

人口、国民所得等との関係
国民総人口は昭和49年1億10573万人が平成17年1億2776万人
国民所得は昭和49年112兆4716億円が平成17年367兆6303億円
国民医療費の国民所得に対する割合は昭和49年4.78%が平成17年9.01%
昭和49年から平成17年までに医療費は6倍以上になっていますが、国民所得に対する医療費占有率は2倍弱に過ぎず、それだけ国民所得の伸びが大きいことになります。

日本の医療費の世界比較
日本の医療は世界トップクラスと思いきや、OECD諸国の医療費対GDP比率(2006)と言うHPによると、「30カ国中21位の8.2%で、一方平均寿命は世界一であり、米国とは逆に世界一効率的な医療が行われていると一般に見なされている」とのことですから、病気が増えているのは日本だけではないようです。

○いずれにしても医師数が増え、医療費も増えているにもかかわらず病気や病人は減るどころか増加し続けるのは、摩訶不思議な現象で、医学・健康常識を疑う必要があると石原医師は力説されます。野生の動物は医師も病院もないのに、動物たちは殆ど病気をすることもなく,何百万、何千年と脈々と生命を継続しているのに、人間界は医師や病院が溢れているのに病人、病気が増え続ける原因はどこにあるのか。

○この原因が人間の食生活にあるとのことで、同著の帯には
・糖尿病の原因は糖分の摂りすぎではない
・塩分が有効な高血圧がある
・水分を何リットル飲んでも血栓予防にはならない
・「1日30品目」より「偏食」のススメ
・生野菜は体を冷やす健康の大敵である
・顔色の悪い人の方が長生きする

などとこれまでの健康常識を覆す衝撃的キャッチフレーズを記載しています。
これから読み進めるのが楽しみです。
以上:1,061文字

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