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理想的な大往生-あるお客様の例2

平成20年 6月22日:初稿
「理想的な大往生-あるお客様の例1」の話を続けます。10数年間色々な事件のご依頼を受け、更に周辺の方々の事件をご紹介頂いたAさんが85歳の時私の事務所を訪れ、私が面食らうような複雑な仮処分事件の相談をされてから3日後の午前中にAさんの息子のBさんから電話連絡を受けました。

○Bさんも不動産関連事業を営み裁判事件を依頼して頂いたことがあり、父子で私の事務所を利用して頂いてました。Bさんは沈んだ声で「実は昨夜遅く父が亡くなりました。」と言います。私は驚いて言いました。「3日前に大変難しい仮処分事件の依頼を受け、その方針も決まったので今日辺りAさんに報告し、打合せを入れようと思っていたところでした。3日前は大変元気で張り切っていたの、亡くなったなんて全く信じられません。」

○これに対しBさんは「実は3日前先生の事務所に相談に行った日の夜、仙台駅で家に戻る電車に乗り、電車の出発を待っている間に倒れて、救急車で仙台市内の○○病院に運ばれましたが、その後意識を回復することなく、昨夜遅く亡くなったのです。」と言います。私の事務所では午前中1時間程打合せをして、その後午後仙台市内で別な仕事をして、夜、家に帰る電車の中で倒れたようです。倒れた原因はおそらく脳出血等脳の病気だったように記憶しています。

○Aさんは10数年に渡り当事務所をご利用頂き、更に多くのお客様をご紹介頂いた大事なお客様の1人で、私の事務所で打合せをしたその日の夜に倒れたことに衝撃を受け、しばし仕事が手につかず呆然としていました。そしてあれほど元気そうだったAさんが、僅か2日後にこの世から去ってしまったことに、人の命の儚さを痛感し、その数日後Aさんの葬儀に参列した私は、葬儀終了後、しばらくの間Aさんの棺の前で生前お世話になったことを感謝し両手を合わせてご冥福を祈り続けました。

○Aさんが亡くなられて数ヶ月後にAさんの娘さん達から思わぬ相談を受け、奥様に先立たれて生前10数年独身だったAさんの艶やかな面を知り、更に驚きました。その相談内容は書けませんが、85歳で亡くなる直前まで元気に仕事に励み、また異性関係もあったことが偲ばれ、その人生は亡くなる直前まで充実していたもので、亡くなる時は倒れてから僅か2日間意識不明が続いただけで家族に迷惑をかけることもありませんでした。

○このようなAさんの大往生は、渡辺淳一氏言う「健康に長生きした人は、他人に迷惑をかけませんし、長寿を全うして死ぬ人は、あるときころりと、2,3日休んだだけで、眠るように亡くなります。」に該当したもので、理想的なものでした。仕事に異性関係に最期まで意欲を持ち続けたAさんの姿勢に感嘆しましたが、私自身を振り返るとその意欲を持ち続ける自信は全くありません(^^;)。
以上:1,144文字

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