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番外編-恩師からの短答式試験対策第1回目助言

昭和51年 1月15日:初稿 平成19年10月 4日:更新
○当HPを見たとの旧司法試験の受験生の方数名から受験についてのアドバイスを頂きたいとのメールを頂いたことがあります。しかし、私が受験勉強にいそしんでいたのは今から30年以上前であり、当時の記憶も殆どなくなっており、今となっては、現在の受験生の方にアドバイスする能力はありません。

○私は、大学4年の昭和49年に初めて短答式試験を受けましたが、当時は勉強を初めてまもなく、箸にも棒にもかからないレベルで話にならず、実質大学卒業1年目の昭和50年2回目の短答式試験が、ようやく土俵に上げっての受験でした。しかし自己採点では惜しいところで負け、大変悔しい思いをしました。

○昭和50年10月から当時司法試験に合格したばかりのUさんから論文式試験の通信指導を受け始めましたが、短答式試験苦手意識があり、通信指導開始3ヶ月経過後の昭和51年1月にUさんから短答式試験対策のアドバイスも頂きました。

○翌昭和51年通算3回目の短答式試験も落ちましたが、Uさんのご指導のお陰で自分の力を客観的に見ることが出来るようになっており、例え短答式試験に合格しても次の論文式試験合格は厳しい段階であることを自覚しており、2回目不合格時程の悔しさは感じませんでした。

○しかし3回も連続して短答式試験に不合格となると、相当の苦手意識も生じ、当時の司法試験受験のバイブル的受験雑誌「受験新報」の合格体験記に記載された方数名に図々しく手紙を書いて短答式試験対策のアドバイスを求めました。皆さん、合格したばかりで懇切丁寧な返事を頂き、今でも大切に取ってあります。
先ずは恩師Uさんからの最初の短答式試験対策アドバイスを紹介します。

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前略
おめでとうございます。
まだバタバタしておりまして申し訳ありません。次回からは規則正しく問題を送ります。

短答式について。
①決して軽視しないこと。今から問題集をやられることは大賛成です。
②多く問題数をやっただけでは合格する力はつきません。
いかに、確実に問題をやったか、ということです。
肢の一つ一つの正誤を基本書、コンメンタールにあたってツブしていくことです。これさえやれば、問題は過去の試験問題のみで充分です。
③短答式には短答式のコツ―本を読むコツ、条文を読むコツ、覚えるコツ等―があります。早くそれをつかむこと。
④最も必要なのは、
 条文についての正確な知識
です。
 従って、直前には、条文をしっかり通読することです。
 今から問題集をやるのと並行して、毎日10条でも条文を読んでください。
⑤条文を正確に読むとは何か。
 条文を5W1Hに分解して読むことです。(who,when,where,why,what,how。他に、whom,result,exept)←スペルが違っているかも知れません。

 小生は、勤務しています。しかし論文添削は、(昭和51年)4月12日発送のものまでやります。しっかりついてきてください。
 小生のみるところ、まだまだ小松スタイルでのびのび書いているという気がしません。もっともっと練習が必要です。

 ただ、誤解のないように明らかにしておきますと、正確な知識を持っていないといくら答練をやってもムダです。従って、各論点について、正確な知識をつけてください。

 いよいよ寒くなってきます。三万名近くの受験生が、正月休みも無しに5月にむけてスパートしているのです。

 じゃーまた。
             昭和51年1月15日

P.S.
 Tel番号教えてください。

                                                                                                                                             
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