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2015年04月01日発行第146号”弁護士の現代川柳”

平成27年 4月 1日(水):初稿
横浜パートナー法律事務所代表弁護士大山滋郎(おおやまじろう)先生が毎月2回発行しているニュースレター出来たてほやほやの平成27年4月1日発行第146号「弁護士の現代川柳」をお届けします。

○今回もまた勉強させられました。大山先生が選んだ川柳は調べてみるといずれも有名なものでしたが、何一つ知りませんでした(^^;)。以下、備忘録です。
[紹介]川柳で侵略戦争と闘った若者、鶴彬没後70周年
今年は、鶴彬(つるあきら)没後70年にあたる。1938年9月14日、鶴彬は赤痢に罹患し、豊多摩病院のベッドに手錠でくくりつけられたまま絶命した。川柳を武器に侵略戦争へ向かう時代と徹底して闘ったこの若者のことはそれほど知られていない。鶴彬は柳名であり、本名を喜多一二(きたかつじ)という。享年わずか29歳であった。
 鶴彬は、37年12月、いわゆる『川柳人』弾圧事件の主要人物の一人として治安維持法違反で逮捕され野方署に留置された。不潔不衛生で有名な留置場で赤痢にかかり病院に移送されたのだった。逮捕の直接の契機となったのは、37年11月、『川柳人』281号に記された以下の一連の作品であり、柳誌『三味線草』によるその告発と言われている。
○正に信念の人です。
手と足をもいだ丸太にしてかへし
中学時代に江戸川乱歩と松本清張作品を一時期乱読しましたが、乱歩作品で妙に感動した「芋虫」を思い出しました。これは昭和4年の作品ですが、乱歩自身は、「この作品はイデオロギーなど全く無関係であり、乱歩の『人間のエゴ、醜さ』の表現の題材として四肢を亡くした男性主人公とその妻のやりとりが描かれているにすぎない。」としていたようです。鶴彬氏の川柳は、「芋虫」の影響を受けたのでしょうか。

○川柳とは、人生を明るく笑い飛ばすものとばかり思っていました。しかし、「五月闇生みたい人の子を生まず」、「ふたたびの男女となりぬ春の泥」なんて読むとゾッとします。川柳界の与謝野晶子と呼ばれた時実新子氏の作品のようです。しかし、大山先生は、これを見事に笑い飛ばしています。脱帽です。

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横浜弁護士会所属 大山滋郎弁護士作

弁護士の現代川柳


このニュースレターも、7年目に入りました。初めから肩のこる話もなんですから、たわいない話題にします。ということで、現代川柳です!

現代川柳は、変に「文学的」なってきていますが、気楽に楽しめるものも沢山あります。こんな感じです。
日曜の続く明るい国あるや

バカバカしくて、思わず笑ってしまいます。私だって、正直な気持ちとしてはこう言いたい!
日曜の続く明るい弁護士あるや
もっとも、こんなこと言ってると、本当に仕事が無くなって、毎日が日曜日になりそうで心配です。ううう

現代川柳といえば、なんといっても鶴彬(つるあきら)ですね。反戦川柳作家として有名な人です。
弾除けを産めよ増やせよ勲章をやろう
大多数の国民が、「お国の為に頑張ろう!」と思っていた時代に、こんな川柳を作ったわけです。本当に偉い人だと思いますが、こんな川柳じゃ笑えません!その一方、こういった強い風刺は、それはそれで面白いと思うのです。

多くの弁護士は、はっきり言って法科大学院のことをよく思っていないんです。補助金欲しさに弁護士増員に加担しているなんて言いう人さえいます。
弁護士を産めよ増やせよ補助金をやろう

弁護士になっても食べていけない人もでてきています。鶴彬には、こんな川柳もあります。
万歳と挙げた手を大陸に置いてきた

弁護士になっただけで、「万歳」と喜んでちゃダメです。弁護士だけでは食べていけず、封筒貼りの内職をする弁護士も出てくるかもしれません。(あほか!)
万歳と挙げた手で封筒を貼っている

先ほども書きましたが、現代川柳は「文学的」ですから、ドロドロしてて、笑えないものが多いんです。
五月闇生みたい人の子を生まず

うーん、なんか凄いですね。「五月闇」ですか。もっとも弁護士だって、自分のやりたい仕事だけを受任できるわけじゃないのです。
五月闇やりたい事件を受任せず

「ドロドロ川柳」には、こんなのもあります。
ふたたびの男女となりぬ春の泥

「春の泥」なんて言葉を、よくも思いつくものだと感心します。弁護士の場合ですと、人間関係がもつれにもつれた、恨みつらみのこもった事件を引き受けざるを得ない場合があるのです。苦労して対応し、ようやく裁判が終わったとホッとします。ところがその程度では、紛争は終わらない。また別の理由をつけて、同じ当事者間で訴訟が再燃しちゃうんです!!
ふたたびの訴訟となりぬ春の泥

全共闘世代でしょうか、こんなのもあります。
ちと金ができてマルクス止めにする

これって、現在の弁護士にも当てはまるんですね。
ちと顧問増えて人権止めにする
わ、私のことじゃないですよ!

これしきの金に主義一つ売り二つ売り
ほ、ホントに私のことじゃないんです!!

女性についてですが、こんな川柳もあります。
うつむいて女作戦練り直す
こんな女性を「可愛い!」と思うか、「ずる賢い。」と思うかで、男性の器量が問われるんだそうです!自分を顧みると、どうにも器量が足りないようです。

もっとも私も、裁判の場などで、相手方からで思わぬ証拠など出てくると、思わず下を向いて、「どうしようか?」と考えてしまうのです。
うつむいて弁護士作戦練り直す

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◇ 弁護士より一言

横浜で独立開業して、9年目になりました。顧客ゼロからの開業でしたから、どうなる事かと、おっかなびっくりのスタートでした。私一人なら、独立に踏み切れなかったかもしれません。

そんな中、妻が背中を押してくれました。「じろうさんならきっとうまくやれるよ。上手くいかないなら、そういう時期なんだから、のんびりすれば。」
妻だけが 時代のせいに してくれる

妻には頭があがりませんが、「時代」を言い訳にしないように、これからも頑張って参ります!
以上:2,473文字

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