仙台,弁護士,小松亀一,法律事務所,宮城県,交通事故,債務整理,離婚,相続

旧TOPホーム > 事務所 > 大山滋郎弁護士ニュースレター2 >    

2013年05月16日発行第101号”ウォルマートの安売弁護士(1)”

平成25年 5月16日:初稿
横浜パートナー法律事務所代表弁護士大山滋郎(おおやまじろう)先生が毎月2回発行しているニュースレター出来たてほやほやの平成25年5月16日発行第101号「ウォルマートの安売弁護士(1)」をお届けします。

○ウォルマートの名前を良く聞いたことがありますが、仙台店はどこにあるのだろうか思ってネットで調べたら、「ウォルマートは日本国内では『西友』を子会社化して展開しているのではないでしょうか」とのことで、良く見かけるSEIYUのことなんですね。私の住む仙台市青葉区だけで7店もありました。私がよく利用するザ・モール長町店も日本版ウォルマートの一店舗でした。
仙台市青葉区内SEIYU各店舗


○「西友」についてのウィキペディアでの解説は、「合同会社西友(せいゆう、英称:Seiyu GK.)は、サム・ウォルトン率いる世界最大の小売チェーン、ウォルマートの日本における子会社。 ウォルマートグループ入りした後は24時間営業が基本となっている(一部フロアのみ24時間営業の場合もある)。」とあります。

○ウォルマート創始者サム・ウォルトン氏の信念は「良いものを安く売る!」ただそれだけで、同業者を蹴散らし、独占状態なった後もこの信念を貫いたとのことです。「ウォルマートに呑みこまれる世界(チャールズ・フィッシュマン著、ダイヤモンド社)」の書評の一つには、「ウォルマートの本社はつつましい建物であることは有名だが、『質素倹約』がウォルマートの本質である。その『質素倹約』を周辺に広めることで、貧困を招いているのではないかという研究リポートも紹介している。(中略)米国においては開拓時代から『質素倹約』は美徳であるが、とてつもない巨大企業となったウォルマートの『質素倹約』は負のウォルマート・イフェクトをもたらしている。」なんて記述もあります。
大山先生は、次号で「弁護士業の安売りの可能性と、それに対抗する方法について検討」とのことですが、どんな内容になるか楽しみです。

*******************************************
横浜弁護士会所属 大山滋郎弁護士作

ウォルマートの安売弁護士(1)


 「ウォルマートに呑みこまれる世界」という本があります。ウォルマートは言うまでもなく、世界最大の小売業ですね。私もアメリカに住んでいるときには、よく利用していました。メチャクチャ広い店舗です。そんな店舗が、アメリカだけで4300店あるそうです。さらに同じくらいの数の店舗が全世界にあるんですね。年間売上げが35兆円というのですから、信じられない巨大小売業です。

 この本では、それだけ巨大なウォルマートが、店舗の周辺はもちろん、世界全体に与える影響を分析してるのです。もともとウォルマートは、創業者のサム・ウォルトンという人が、アメリカの田舎で始めた小さなお店からスタートしています。この人の信念は、「良いものを安く売る!」という、その一点なんです。まさに、「毎日が低価格」という、ウォルマートの標語の通りです。そのためには、徹底的に安く仕入れます。

 従業員の給与も低く抑えます。ただただ、お客様のために良いものを安く提供していたら、それが認められてお店がどんどん発展していったわけです。近隣のお店がウォルマートのためにつぶされて、ウォルマートが独占状態になるような場合がありますよね。そういうときに、「これはしめた!」とばかりに粗悪品を高い値段で販売するようなら、まだ可愛げがあります。ところがウォルマートは、そうなっても一切手を抜かずに、さらに良いものを安く提供し続けるわけです。こうなるともう、全く手に負えません!

 それまで穏やかに生活していた地域にウォルマートが進出してくると、それまでの小売店や小型スーパーなどは戦々恐々としてくるのです。

 とまあ、ウォルマートの紹介を長々としてきたのですが、もちろん関心は弁護士業の方です。弁護士についても、最近は人数が増えて、競争が厳しくなってきました。大手の事務所が各地に支店を作って、テレビCMをしたり、無料相談会を開いたりして、その地方のお客さんをごっそりとさらっていくなんてことが起こっているのです。規模は小さいんですが、まさにウォルマートが進出してきた町の小売業者のような立場にいる弁護士は沢山います。

 サム・ウォルトンは、「私のウォルマート商法」という自伝を書いているんですが、その中で田舎の小売業者について、こんな風に批判しています。

 「田舎の商店主をあまり批判したくないのだが、ウォルマートが進出する以前にも、彼らの多くが地元の顧客に良いサービスを行っていなかったことは事実だ。」
 「もし競争がなければ高い価格を付け、開店時間を遅くし、閉店時間を早くし、水曜と土曜は営業しないことも可能だ。」
 少し前までは、こういう弁護士本当に沢山いましたね。
 「ウォルマートに対抗する方法はいくらでもある。お客が望むような何かを見つけ、それを提供することである。」
 「生き残るためには、誰もが時代の変化についていく必要があるのだ。」
 なんだか、零細個人事業主である弁護士のことを言われているようですね。私をはじめ、耳が痛い弁護士は多いのです!

 ただ、そもそもウォルマートのような小売業と違い、弁護士業の方は、「毎日が低価格!」みたいな安売りが出来るのだろうかという疑問があります。そんなわけで、次回は弁護士業の安売りの可能性と、それに対抗する方法について検討してみたいと思います!

*******************************************

◇ 弁護士より一言

4月から中学生になった長女のセーラー服姿を見た妻が「いいなあ。とっても可愛い制服ね!」と言ったのです。そうしたら、娘が無邪気に言いました。
「ママも着てごらんよ。きっとママも似合うよ!!」
コ、コスプレですか!
さすがの妻も辞退していました。ほっ
今回で、ニュースレターも101号です。取りあえず200号まで頑張ります!
引き続きコメントを楽しみにしております。

以上:2,488文字

タイトル
お名前
email
ご感想
ご確認 上記内容で送信する(要チェック
※大変恐縮ながら具体的事件のメール相談は実施しておりません。

 


旧TOPホーム > 事務所 > 大山滋郎弁護士ニュースレター2 > 2013年05月16日発行第101号”ウォルマートの安売弁護士(1)”