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2011/ 1/ 1 第44号 素人受け弁護士・玄人受け弁護士

平成24年 2月29日:初稿
横浜弁護士会所属 大山滋郎弁護士作

 明けましておめでとうございます。

 専門家の世界ではどこでもそうだと思うのですが、素人であるお客さんに受けの良い人と、玄人である仲間内に受けの良い人がいますよね。

 例えば料理人でも、味は大したことがないのに、何故か流行る店なんてあります。これなど、玄人受けはともかく、素人であるお客さんには受けているということです。

 お医者さんの場合など、仲間内では「あの先生は名医だ!」といわれているのに、患者さんはさっぱり来ないなどということもありそうです。玄人受けはしても、素人受けはしないんですね。一般的には玄人受けする方が大切だと言われている気がします。たまたま流行っているからといって、ちゃんと腕を磨かないと、すぐにダメになるぞというわけです。芸人の世界でも、何かの拍子で急に人気者になって、テレビにでまくるようになるが、肝心の芸の方がさっぱりなので、すぐに飽きられ、消えていったなどということを、よく耳にします。

 桂歌丸師匠が少し前に出した、「座布団一枚!」という本を読んでいたら、お客さんに受ける場合と、仲間の噺家に受ける場合の違いについて書いてありました。

 噺家仲間に、「あいつはうまい!」といわれる場合、その人は「うまい」んだそうです。一方お客さんが「あの人はうまい!」というのは、「面白い」ということを意味するんだそうですね。

 そうしますと、「うまい」ことはもちろん大切ですが、お客様あっての芸人ですから、お客様に「面白い」と思ってもらうことも同じように重要なはずですね。

 弁護士の場合も、素人受けと玄人受けはあります。法律の素人であるお客さんには人気がある一方、仲間内での評価は低い弁護士も当然いるわけです。

 これまで弁護士は、玄人受けを重視する一方、素人受けすることを軽く見ていた気がします。もちろん、玄人受けするように、法律を勉強し、研鑽をつむことは非常に重要です。その一方、素人受けすることも、同じように大切だと思うのです。

 素人受けするということは、親切であるとか、話しをよく聞いてくれるとかといった、玄人が見逃しているところを、素人であるお客様に評価されているのですから。弁護士も、「芸」を磨くと共に、「面白い!」と喜んでくれる素人のお客様のことも、大切にしないといけないと思うのです!何にしましても、素人受けするのも、玄人受けするのも、いずれも大事なことは間違いなさそうです。玄人受け・素人受けどちらにしても、うまくいく人には共通点があると、歌丸師匠が書いていました。

 「噺家の勝ち負けを決めるのは簡単ではありませんが、『この人は勝っている』と思わせる人はみんな一緒。結局コツコツやってきた人たちばかりです。」「芸人ですから、運もあるし、人からの引きもあります。だけど、運も引きも、やっぱりその人自身です。『がんばってるな』と思われなきゃ、誰も引っ張り上げてくれないし、運も味方してくれませんよ。」私自身これからも、運に恵まれ、多くの方に引き上げて頂けるよう、コツコツと頑張っていきたいと思います。

 本年も、どうかよろしくお願いいたします。

 
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 弁護士より一言

 昨年、「私の髪の毛は真っ白だが、染めるべきか、そのままにしておくべきか悩んでいる」と書きましたよね。それに対して、多くの意見を頂きました。

 「白い方が上品で良いです」、「黒い方が若々しくて頼りになりそうです」といった親身な意見の他、「髪の毛があるだけましだろう。贅沢な悩みを言うな!」という、厳しい?ご意見まで頂きました。

 どうするのが一番良いのか決めかねて、専門家の意見を聞こうということになったんですね。そこで、私がいつも使っているような床屋さんではなく、妻の行きつけの美容院に行くことになったのです。一人では逃げ出すといけないということで、妻の付き添いつきです。美容院の外観を見て足がすくみ、おしゃれなお姉さん達を見て引き返したくなったのです。ううう。。。ということで、次回に続きます。

 (2011年1月1日第44号)
以上:1,634文字

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