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2010/11/16 第41号 ロボット3原則の弁護士倫理

平成24年 2月29日:初稿
横浜弁護士会所属 大山滋郎弁護士作

 ロボット3原則というのは、SF作家のアイザック・アシモフが考え出した原則です。SF好きの人なら、必ず知っている有名な3か条ですね。人間以上の能力を有するロボットが作られた未来社会で、ロボットを、人間に危害を加えず、かつ人間に役立つようにするための原則なんです。

 まず、第1条は、ロボットは人間に危害を加えてはならないというものです。これが、3原則の中で、優先順位の一番高い原則です。悪い人間が、ロボットに命令して、犯罪行為を行うようなことは、この第1条によって禁止されるわけです。

 第2条は、ロボットは人間の命令に服従しなければならないというものです。ロボットは、人間の役に立つために作られたものですから、ある意味当たり前ですね。もちろん、第1条が優先しますから、与えられた命令が、人間を害する場合には、従わないことになります。

 第3条では、ロボットは、第1条および第2条に反しない限り、自分を守らないといけないというものです。ロボットは、人間にとって便利な道具なわけですから、自分自身をしっかり守らないといけないというんですね。

 というわけで、いつものことながら、下らないことを思いつきました。

 弁護士も社会とのかかわりの中で、どのように行動すべきかというのは、大きな問題となっているのです。そこで、ロボット3原則を弁護士にも適用したら、弁護士倫理の問題も解決できるのではということです。「弁護士3原則」ですね!第1条は、「弁護士は、人や社会に危害を与えてはならない。」となります。ヤクザの顧問弁護士になるのは論外です。たとえ法律違反にはならなくても、社会に害を及ぼす悪徳会社の代理人になるのも倫理違反ですね。

 弁護士3原則の第2条は、「弁護士は、人や社会に危害を加えない限り、依頼者の指示に従わなくてはならない。」となるわけです。これまでは、多くの弁護士がサービス業者としての自覚を持っていなかったような気がします。客を客だと思っていない、依頼者をないがしろにしているなんて言われてましたから、第2条も非常に重要な原則だと思います。

 第3条は、「第1条、2条に反しない限り、弁護士は自分を守らないといけない。」となります。弁護士一人作るのに、社会としても相当費用をかけているわけですから、弁護士もその自覚を持つべきなんでしょうね。非行行為をして資格を失くすなんて、あってはならないことです。

 アシモフの小説では、この3原則を巡って、さまざまな事件が起こります。たとえば、国家元首にまでなった政治家の話しは、こんな感じですね。

 その政治家は、決して不正は働かず、まず第1に社会全体のことを考え、その次には選挙民との約束を果たしてと、非常に立派な人なんですね。

 ところが、いつの頃からか、「彼は人間にしてはあまりに完璧すぎる、実は人間そっくりに作られたロボットなのではないか?」などという、疑いをもたれる話しです。

 3原則を厳格に守るようだと、あまりに立派過ぎて、人間には見えないんですね!私も、「そんな風に言われるような弁護士を目指したい!」と思うのでした。

 
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 弁護士より一言

 以前は、人前で歌を歌うなんて、恥ずかしくてできなかったんですね。

 よほどのことがないと、カラオケでも、歌いませんでした。

 ところが、子供達が生まれると、どうしても歌を歌うようになります。

 初めは恥ずかしかったんですが、最終的には子供と一緒なら、街中でも歌を歌えるようになったのです。子供が隣にいると、なんとなく度胸も付くんですね。♪侍戦隊シンケンジャーあっ晴れ♪なんて、一緒に歌っていたのです。

 ところが最近、小学校中学年になった娘たちに、「パパと歩くと、歌を歌いだすから恥ずかしい。もう離れて歩く!」なんて言われてしまいました。ううう。。。引き続き、コメントを楽しみにしております。

 (2010年11月16日第41号)
以上:1,581文字

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