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2009/ 4/ 1 第 2号 「契約書」と「誠実な会社」

平成24年 2月29日:初稿
横浜弁護士会所属 大山滋郎弁護士作

 個人所得番付1位の斎藤一人先生のご本に、こんなことが書いてありました。少し長いのですが、引用してみます。この前、私が行ったお好み焼屋には、「ガス栓にはさわらないでください」というはり紙がありました。

 でも、どうせ書くなら、「ヤケドすると大変です。ご用のときはいつでも、何度でもお声をかけてください」のほうが、読んだ人の気分は良くないでしょうか。

 「ああ、この店の人は親切なんだな」と思われないでしょうか。(中略)問題は、書いてあることの内容ではありません。どう表現すると、人はいい気分になれるのか、どんなはり紙をすると、思いやりの心を伝えることができるのかということです。(「ツイてる話」より)お客様相手の商売をしている企業にとっては、こういうことは常識なんだろうと思います。「文章を作るときは、それを読んだ人にどういう感情をもって欲しいのかを考えて作れ」と、私もかつて習いました。

 私は、刑事弁護もかなり経験があります。たとえば、ケンカで相手を怪我させたとか、痴漢をしたということで、逮捕された人の弁護ですね。こういうときは、出来るだけ早く被害者の人と示談をして、許してもらう必要があります。示談さえ出来れば、釈放してもらえる場合が多いのです。そこで被害者の方と会って、お詫びして、最終的に示談書に署名押印してもらうのですが、このときの示談書の文言には、非常に気を使います。

 被害者の方が示談書を読んだときに、「犯人は本当に反省しているんだな。まあ許してやるか」という気持ちになるように作るのがポイントなんですね。「責任逃れをして、罪が軽くなることしか考えていないな」なんて感情を、被害者の方にもたれたら、それだけで失敗です。

 ところが、翻って企業関連の契約書を作成するときに、それを読んだ顧客や取引先が、その企業に対してどういう感情を持つだろうかなど、ほとんど考えていません。「顧客の利益を考えている誠実な会社だなあ」と思ってもらえるのか、「自分達の利益のことしか頭にない会社だ」と思われるのか、違いは非常に大きいはずです。

 これは、ロースクールでも研修所でも教えていないことですが、ビジネスをサポートする弁護士としては、そこまで考える必要があるのではないかと思っています。

 
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 弁護士より一言

 前回のニュースレターで、発行日が私の誕生日だと書いたところ、多くの顧問先の皆様から、事務所に入りきらないほどの、「おめでとう」のお言葉を送っていただきました。誠に有難うございました。プレゼントの方は、お花を送ってくださったN様、今度来たときには飴を1つプレゼントすると約束して下さったK様、どうも有り難うございます。

 この4月で、お蔭様をもちまして、当事務所も開業して丸2年となります。2年前に、顧問先はもとより、顧客もゼロでスタートし、何とかここまでやってこられたことに、感無量の思いが致します。

 これというのもひとえに、独立開業したばかりで、海のものとも山のものとも分からない、私のような弁護士を信頼し、法律業務を依頼して下さった、顧問先の皆様方1社1社の、信頼を勝ち得た私の人柄と考えております。(おいおい!)これからも、少しでもお役にたてるように頑張りますので、今後ともよろしくお願いいたします。

 励みになりますので、引き続きコメントや質問等頂けましたら幸いです。

 (2009年4月1日第2号)
以上:1,387文字

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