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2年数ヶ月ぶりの古川法律相談センター担当

平成18年12月 5日(火):初稿
平成16年6月26日業務日記「古川法律相談センター」以来、2年数ヶ月ぶりに、平成18年12月2日(土)に古川法律相談センターの相談員担当でした。平成16年6月26日時点では、このHPは、未公開の試運転段階で、事務所>業務日記>との細分類を準備していましたが、その後全く記載しておりませんでした。

「仙台弁護士会」では、過疎地対策として、県北から県南の順に、三陸海岸法律相談センター登米法律相談センター古川法律相談センター、石巻法律相談センター、県南法律相談センターを開設し、登録した弁護士が、名簿順に担当しています。私は、登録者数を限定した三陸海岸法律相談センター以外は全て登録していますが、いずれも登録者数が多いため、1から2年に1回しか担当が回ってこず、殆ど負担にはなっていません。

○古川法律相談センターは開設以来、5,6年経っており、私の記憶では、平成18年12月2日は4回目の担当でした。開設直後の1回目とその1年数ヶ月後の2回目の担当の時は大変混み合い、大変でした。3回目の平成16年6月25日段階では事前に相談者数が減っていると聞いていたところ9件もあり、結構、忙しかったと当時の業務日記に記載しています。

○平成18年12月1日の「1年ぶりの石巻法律相談センター担当雑感」に記載したとおり、過疎地対策の各法律相談センターの相談者数は、ここ2,3年減少傾向にあります。それはそれまで圧倒的に多かった多重債務相談が激減し、更に離婚相談も減っているからです。

○事務所に直接相談に訪れる多重債務相談者数は当事務所については殆ど減っておりませんが、他の事務所の例を聞くと大きく減っているという事務所もあれば、変わらないという事務所も結構多く、多重債務者数がそれほで減っているとは思えず、また相談者の話しを聞くと、世の中全体の景気が良くなっているようにも思えません。

○同様に離婚相談も各相談センターでは減っているようですが、事務所に直接相談に訪れる件数は減っておらず、他の事務所の例も同様に減っていないように感じ、また家庭裁判所の待合室もいつも混み合っており、それほど減っていないようにも感じます。

○各地相談センターの利用者の減少が法律紛争事件全体の数が減っていることにつながるのかどうかは、統計を見たことがありませんので不明ですが、仙台弁護士会でも平成18年10月には19人もの新人弁護士が加入し、全体で260名に達していますので、弁護士自身による需要喚起努力の必要性を感じています。私個人としては多くの弁護士が交通事故事件の弁護士奪還に取り組んで頂きたいと思っております。
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