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第18回日本マンション学会大阪大会参加中

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平成21年 4月19日(日):初稿
○平成21年4月18日、表記第18回日本マンション学会大阪大会に参加するため大阪に来ています。仙台空港午前7時55分発JAL便で午前9時15分頃大阪空港に到着し、初めて大阪モノレールに乗って、阪大病院前まで乗り継ぎ、午前10時少し前に会場に到着しました。

○私が日本マンション学会の会員になったのは5,6年前ですが、学会に初めて参加したのは確か3年程前の横浜金沢地区での学会でしたが、印象が薄くてこのHPの更新情報でもその結果を報告しておらず、殆ど記憶に残っていません。私自身は、不動産として一戸建て住宅を取得する甲斐性がなく、マンションしか所有しておらず、また、私が関与する株式会社鶴亀企画が、複数のマンション等を所有しており、マンションの法律上或いは建築上の問題に興味を持っており、日本マンション学会東北支部の会合には可能な限り出席しています。

○第18回日本マンション学会大阪大会は、大阪大学吹田キャンパスの銀杏会館で開催されたため、ここに比較的交通利便な千里阪急ホテルを予約していました。このホテルから阪大吹田キャンパスまでは、タクシーで10分程度、大阪モノレール利用で15分程度で到着します。

○学会4月18日午前は、第3分科会管理組合のニーズとマンション管理士のサポートー実務から見た問題点の分析と今後の展望ーに参加しました。管理組合のニーズという言葉でこの分科会を選んだのですが、この部会は、学会の中のマンション管理士研究委員会が主催するマンション管理士の営業について実情と今後の展望を検討する部会で、参加者の殆どはマンション管理士さん達で、会場受付でマンション管理士さんですかと質問され、弁護士ですと答えると怪訝な顔をされ、ちと場違いの部会でした。

○マンション管理については、区分所有者が理事会を作り運営を行うのが当然と思っていましたが、この方式は「理事会方式」と呼ばれ、これに対し、外部から専門化を招き管理者とする「管理者方式」や、「信託活用方式」の管理方法が提案されているとのことです。

○この提案は、リゾートマンションや賃貸目的のワンルームマンション、或いは用途混合型の大規模高層マンションなどでは従来の「理事会方式」では困難が多く、専門家に任せる「プロフェッショナル管理」の必要性があるとのことでなされているようです。

○確かに、従来の理事会方式では、一般組合委員の無関心で理事のなり手がなく、実質的に理事会が組合員の代表となっていない例が多く、理事会運営が民主的になされていない例が多くあると思われ、何らかの規制も必要な時代になりつつあります。メインシンポジウムで鎌野邦樹早稲田大学教授が、区分所有法を改正し、各区分所有者に相互の建物等維持・修繕・管理義務を課し、管理者には建物等適正な維持・管理の権限と共に義務を課し、各区分所有者は、管理者に対しその義務の履行を請求することが出来ることを法定化する提案が印象に残りました。

○以下、大阪空港から、大阪モノレールで会場の阪大病院銀杏会館までの経過写真です。

    

    

    

    

    
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