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事務員がヤクザに監禁された事件6

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平成19年 5月13日:初稿
○事務員がヤクザに監禁された事件を続けます。
昭和○年12月20日夜、S事務員は何とかヤクザの監禁状態を脱出して苫室市郊外の温泉旅館に偽名で宿泊しました。この間、ボス弁はこの倒産事件の依頼者A社社長を事務所に呼び、事態の思わぬ進展を報告すると同時に、イカ釣り漁船第二B丸の冷凍イカの水揚げ作業にヤクザを利用したことを厳しく叱責しました。

○A社社長は、ヤクザが出て来たのは全く予想外の出来事で、債務者B社の社長が自己の思惑でA社に何ら断り無くヤクザを利用していたと盛んに弁解しました。しかしボス弁はA社社長に対し、今後、ヤクザが関わるのであれば、この倒産事件の継続は出来ないので現地にいるA社専務に対し、B社社長とヤクザは一切この事件に関与させないことを約束させるよう指示しました。

○そこでA社社長は苫室市のA社専務に対し、B社社長とヤクザが出て来るのであれば、弁護士は降りると言っているので、B社社長を今後この事件の表面に出さないよう厳しく指導するように指示しました。A社専務は債権者としての強い立場と、B社社長が既にイカ釣り漁船第二B丸をF社に譲渡していたとの裏切り行為を責め、今後の取り分について一切A社の指示に従うとの約束をさせました。

○その結果を聞いたボス弁は、イカ釣り漁船第二B丸の冷凍イカ競売事件も係属することにして、その年の4月からボス弁事務所でイソ弁をしていた若きK弁護士(この事件はあくまで生の事件を参考にしたフィクションであり、K弁護士は小松弁護士ではありません)に21日朝一番の飛行機で苫室市に飛び、F社G弁護士事務所に行って話をつけてくるように指示しました。

○K弁護士は、この倒産事件でS事務員がヤクザに監禁されるなど大変な目に遭っていることは聞き、興味は持っていましたが、担当事件ではなく、中身の詳しい話しは知らないまま、21日朝一番の飛行機で苫室市に飛び、空港で待ち受けていたS事務員と会い、A社専務も含めて事件の詳しい中身を説明を受けました。

○整理すると以下の通りです。
・19日朝、D執行官によりイカ釣り漁船第二B丸の冷凍イカを差押、水揚げ作業開始。
・水揚げに作業は第二B丸乗組員15名とヤクザ10名で通常丸2日以上かかるところ1日で終了。
・競落人はD執行官が手配したE水産で競売代金は3000万円、但し水揚げ量が予定より少ないので内200万円をE水産に返還する約束。
・A社専務はB社社長に3000万円の内1000万円をやると約束し、B社社長はヤクザ親分に内500万円やると言ってヤクザ10名を水揚げ作業に協力させた
・20日午後3000万円の競売代金交付予定が、F社の競売停止仮処分決定によってストップ。
・F社はB社に1億円の債権があり、その代物弁済として第二B丸所有権譲渡されていた、但し未登記。
以上:1,156文字

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