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子連れ再婚時の前夫(実父)からの養育費受領如何

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平成21年 6月13日:初稿
○私は、「連れ子のある女性との結婚の覚悟は」で「再婚した後も前夫から養育料を受け取り続けるようでは、新しい家庭の行く末も不安に感じます。」と記載していましたが、先日、この不安が的中した事案に遭遇しました。

○A女さんは、10年数前に離婚し、中学1年と小学5年の2人の子供を抱え、前夫から1人当たり4万円合計8万円の養育料を受け取り、自分はパート勤めをしながら、母子手当、実家からの援助等で何とか生活してきましたが、ふとした縁で、20年程前に離婚し、長いことやもめ暮らしをしていたB男さんに巡り会い、1年間の交際を経て、結婚しました。

○ところが、結婚後1ヶ月もしないうちに、BさんはAさんとの結婚生活に絶望を感じ、離婚したいと言い出し、納得出来ないAさんは、離婚を拒否して結婚生活を継続するも、夫Bさんの気持ちは戻らず、夫婦の溝は深まる一方となり、結局、1年後に離婚しました。

○Bさんは、最初の離婚後、20年もやもめ暮らしをし、その間何回か見合いもしましたが、なかなか良縁に恵まれず、年齢も50代に入り、これから老境に向かうときにようやくAさんという新たな伴侶を得て、Aさんの2人の連れ子とも養子縁組みをして、自分の実の子として面倒を見て、親子4人の幸せな家庭を築こうと張り切っていました。

○そのBさんが、何故、結婚後僅か1ヶ月もしないうちに、Aさんから気持ちが離れたのか、Aさんはどうしても納得出来ず、相談に訪れました。私は、AさんにBさんとの結婚後、2人子供の養育費はどうしましたかと確認しました。するとAさんは、Bさんが結婚直後に、2人の子供は自分が実の父親として面倒を見ていくから、Aさんの前夫からの養育費を貰うことは止めて欲しいとお願いされたとのことです。

○このBさんのお願いに対し、Aさんは、それではBさんに余りに申し訳ないと考えて、養育費は貰い続けますと答えて、実際、Bさんと結婚後も前夫からの養育費仕送りを貰い続けたとのことでした。私はこの答えを聞いて愕然としました。この残酷なAさんの答えにBさんの心中を思うと涙が出てくる思いでした。

○私自身がBさんの立場であれば「連れ子のある女性との結婚の覚悟は」記載の通り、「これから自分が一緒に生活する子供の養育料を別れた前夫から受け取り続けることは気分が悪いと感じ、むしろ、自分の本当の子供と思って面倒を見るのだから、前夫からの養育料は受け取らないで欲しい」と思い、Bさんと同じ要請をAさんにします。

○Aさんは、Bさんの要請に心から感謝して前夫からの養育費を全て辞退し、Bさんを夫として2人の子供の父としてその思いを尊重しBさんを心から頼りにして家庭生活を送る心構えであればBさんの気持ちはAさんから離れなかったはずです。

○これは私の推測で或いは的外れかも知れませんが、いずれにしても連れ子と共に再婚する場合、前夫との関わりとなる養育費について貰い続けるかどうするかについて、再婚する夫の意思を十分に見極めて対応する必要があります。中には、貰えるものは全て貰えと言う「拘らない」方も居ますので、再婚に当たっては、この点は忌憚なく話し合ってお互いの合意を取っておく必要が重要と感じました。
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