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裁判離婚が認められる離婚原因について

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平成18年 1月28日:初稿
○当事務所は、人気番組「行列の出来る法律相談所」に対抗して「行列の出来ない法律相談所」を標榜していますが、この「行列の出来る法律相談所」は、私自身にもなかなかためになり出来る限り見るようにしています。

○「行列の出来る法律相談所」の最も良い点は、各事案の法的結論についての判断は一律に断定できないと言うことを4人の弁護士の見解を通じて教えてくれることです。世の中に生起する紛争は、一刀両断で解決できるものはなく、正にケースバイケースであり、絶対的に正しい結論はありません。

○同様の紛争についての法律解説番組で「ザ・ジャッジ」と言う番組がありましたが、これは見ていてとんでもない番組だと思いました。取り上げた事案について結論を一つしか出さず、これが絶対無二の結論だと誤解させていたからです。顧問弁護団として登場する何とか法律事務所の弁護士が理由をつけて一つの結論を解説していましたが、えっ、そんな単純に断定して良いのだろうかと疑問に思うことが良くありました。

○「ザ・ジャッジ」は、行列同様島田紳助司会の「謎を解け!まさかのミステリー」に視聴率を奪われ、平成16年10月でオンエア終了となっていますが、視聴率低下は番組自体に問題があったからと思います。

○離婚の訴えについてはの結論(判決)は、離婚請求を認めるか(認容)、認めないか(棄却)の二つに一つしかなく、裁判官は判決では、一方的結論を出さざるを得ません。しかし、実際には離婚を求める側と拒否する側の言い分の正当性が拮抗し、その割合が51対49の場合でも、判決となった場合は、片方が100%勝訴判決を書かざるを得す、この結論は、一寸した事実認定の動きで容易に変わることもあり、結論は揺らめく方が多いのです。

○「行列の出来る法律相談所」のケースでは、この場合、離婚が出来るか、出来ないかと問う事例が多いのですが、実は5分程度の時間で説明した内容で離婚できる、出来ないと断定的に判断できるものは殆どありません。判断できないとしたのでは番組になりませんので、出演弁護士に無理にどちらかに結論を出させますが、実際の事案では簡単結論は出ません。

○例えば平成17年10月30日オンエア分で、夫が夫婦ゲンカの最中に切れて次のような言葉を妻に投げつけた場合、離婚できるかどうかを聞いていました。
夫「大体なぁ!そもそもお前が社長令嬢っていうから仕方なく結婚してやったのに、
  ぜんぜん金なんて持ってねぇじゃねえかよ!あ~あ、何でお前なんかと結婚しちゃったんだろ!
  ずっと思ってたけどさぁ、お前いいかげんムカつくんだよなぁ!
  お前さ、いっそのこと死んでくれねぇかな!
  そしたら、オレももっとイイ女と再婚できるのによ!」


○史上最強の弁護士軍団は北村弁護士だけが離婚できるで、住田、橋本、丸山各弁護士は出来ないと答えていましたが、実はこの設例だけで結論は出ません。離婚事件においては、夫婦ゲンカに至る経緯、ゲンカ後の事情等総合的に判断するもので、この言葉だけでは到底判断できません。これから何回かに分けて離婚が認められる離婚原因について考えてみます。
以上:1,282文字

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