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離婚後、別れた子供との関係に悩む父親への話

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平成14年 7月15日:初稿 平成16年10月23日:更新
離婚におけるは最大の問題は、両親のどちらかが子供を離れなければならないことです。

ここは本当に難しいところで、相談者の個性を見極め、臨機応変なアドバイスをするよう心がけてはいるつもりですが、未だに全く自信はありません。アドバイス後にホントにあのアドバイスで良かったのだろうかと反省することも良くあります。
子供と別れるのは殆どの場合、父親であり、大抵は子供と別れを嘆き悲しんでおり、出来る限り子供と多く接したいと希望されます。母親が別れるのは、特殊ケースで別れた母親が、子供との面会に悩むというケースは殆ど扱っておりませんので、父親の場合に限って私の考えをご紹介します。

先ず私は、別れた父親に対しては、最も尊重すべきは実際一緒に共同生活をする母と子供の精神的安定関係の構築と説きます。子供にとっても離婚はショックであり、父と離れた新たな生活の始まりに戸惑い動揺しています。それを更に別れた父親との関係で悩ませることは極力避けるべきであると力説します。

それには、別れた父は子供に対して決して母親の悪口を言わないことが最も重要です。別れた父親は、子供と別れる事態について弁解しがちです。それは逃げた母への悪口となって表れます。私はこれは物心ついた子供にとって大変辛いことではないかと推測しております。母へ複雑な思いを持ち、母子の精神的安定関係構築の障害となります。

次に私は、決して子供を不憫と思わないことが重要ですとアドバイスします。両親の許で育てることが出来なくなったことについての後ろめたさから、つい子供にすまない、不憫なことをしたと思い、更にその思いを子供に伝えがちです。私も離婚後3年経ってようやく浪曲子守歌が持ち歌の一つになりましたが、こんな台詞があります。「そりゃ、無学なこの俺を親に持つおめえは不憫な奴さ。泣くんじゃねえ、泣くんじゃねえ、おいらも泣けるじゃねえか。あんな薄情なおっかさんを呼んでくれるな。」しかし、この台詞は下手なカラオケに留めるべき。

子供を不憫な奴だとは決して思わないことです。というのは不憫と思われた子供が迷惑だからです。不憫と思われたからといってどうなるわけではありません。自分が不幸だと思っても何の得にもなりません。共に住む母を恨み、更に父を恨む、恨みの人生を歩ませるだけです。子供は、親が思うより逞しく自分の人生を受け止めています。

■面会は実生活に非ず
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