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生涯忘れられない2つの光景ー小一の長女の笑顔

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平成14年 7月15日:初稿 平成16年10月23日:更新
もう一つの思い出は、平成3年春の話です。
当時、現在のかみさんと一緒に生活をしており、かみさんとの間では長女の話はタブーにしており、殆ど長女に面会に行かない日々が続いていました。4月に長女は小学校に入学しましたが、かみさんのお父さんから正式の結婚についてなかなか許しが出なくて、不安にかられ、且つ仕事が閑になり、何となく先行きに不安を感じ、弱気になっていた時期でした。

私は、その日は、仕事にキャンセルがあり、ふと小学生になった長女に会いたくなり、全く予告なしに、長女の住む家を訪れました。祖母は思いがけない私の来訪を喜び、まもなく、長女が帰る気配を感じて玄関に長女を迎えに出ました。長女は、思いがけない私の来訪に、「あっ、パパだ」と言って、小さな体に大きなランドセルを背負ったままニコッと笑って正に飛び上がらんばかりに両手を挙げ、全身で喜びを表してくれました。今でもその光景がクッキリと瞼に焼き付いています。

当時、落ち込み弱気になっていた私は、自分を見て全身で喜びを表してくれる長女の存在にどれほど勇気づけられたことか。長女の存在が心から有り難いと思い、元気を取り戻し、その後まもなくかみさんのお父さんの許しを得て、その年の秋ようやく正式に再婚出来ました。

私は、親子関係の基本は、この2つの光景に尽きると思っております。要するにお互いに「愛し、愛されている」と言う実感です。
私は、長女に、私の父、長女の祖父の話を繰り返し聞かせています。お前のじいちゃんは、65歳まで漁船に乗って働き、お父さんを司法試験合格に導いてくれた。溢れるほどの愛情を与えてくれた。お父さんは、お前のおじいちゃんを心から尊敬している。おじいちゃんがお父さんにしてくれたことを、お父さんがお前に返すことが、おじいちゃんへの恩返しと思っている。

だから、お前がやりたいことを為し遂げるためにお父さんが出来る限りのことはする。しかし、決して押し付けはしない。やるかやらないかはお前の自由だ。何をしたいか自分でよく考え、前に進みなさいと繰り返し伝えています。

私は、人間関係の基本は、お互いを認めあい、大事な存在であることのメッセージを送り続けることに尽きると確信しております。溢れる程の「愛されている」との実感を与えてくれた父に感謝し、2人の子供達に私の愛情を実感して貰える努力だけは継続して行こうと思っています。
以上:987文字

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